嵐・二宮和也さん(41)が主演するTBS系ドラマ『ブラックペアン シーズン2』(日曜21:00~)がいよいよ最終回を迎えます。ここまでの平均視聴率は11%超と大健闘。ところが週刊文春から、撮影現場での二宮さんの様子について“座長失格”“ヘアメイクの女性にデレデレ”という辛口の記事が出てきました。この気になる報道を、シーズン1のロケ現場に連日張り込んでいたという芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが読み解きます。
『ブラックペアン2』最終回目前の二宮和也“座長失格”報道
15日に最終回を迎える『ブラックペアン シーズン2』で主演を務めた『嵐』二宮和也について、『週刊文春』が“座長失格”というワイド記事を掲載していました。
地上波ドラマ離れが言われて久しい昨今、平均視聴率は11%を超えているそうですから大健闘です。
もちろん海堂尊原作の面白さもあるのでしょうが、ニノの心臓外科医役も引き込まれる魅力がありますよね。
記事には“ヘアメイクの女性にデレデレで、座長の役割を果たしていないままクランクアップ”とあり、代わって現場を盛り上げていたのは竹内涼真だったと書かれています。
私はこの記事を読んで“ニノが座長?…主演だから座長と呼ばれるわけか…”と思いました。
ニノ在りきの『ブラックペアン』ですから、座長は座長なのでしょうが、私はそもそもニノという人間は、座長という意識は全く持ち合わせていない人なのではないかと思うのです。
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ニノは座長なんてガラじゃない? ロケ現場で目撃した“早退グセ”
ニノが主演を務めたドラマの現場に入ったり、関係者に話を聞くのですが、私はニノが座長らしく振舞ったなんて話、これまで見たことも聞いたこともないのです。
常にマイペースで、責任を負うことが苦手に見えるニノですから、「細かいことはいいじゃん、みんな楽しくやろうよ」という感じで現場は進行していたことしか記憶にないのです。
私はこの『ブラックペアン』の第1シーズン…2018年のロケ現場には、ほぼほぼ収録日全てに張り込み取材を重ねていました。
ターゲットはもちろんニノでしたが、彼は自分の出番が終わるや否や、他の収録演者には目もくれず、連日“早退”をキメていました。
カメラマンと、息を潜めて見守る車の中で「今日もこれで終わり? ADが弁当の用意をしているのに…」といった具合で。
ちなみに早退したニノを追いかけると、向かった先は港区麻布十番にある大型スーパーマーケットの食品売り場だったことがありました。
ロケ現場で用意された弁当が気に入らなかったのでしょうか、ニノは1,500円の弁当を購入します。
弁当の中身が気に入らないのか、共演者やスタッフと一緒に食べるのが嫌なのか、ロケ現場の大病院独特の消毒薬の匂いから離れたかったのか…その真意はわかりかねますが、私は“ニノは自分で弁当を買いに行ったりする奴なのか…”と思ったことを憶えています。
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最近は愛娘にデレデレ、変装なしで幼稚園に送迎中
『週刊文春』には“この春、長女が私立の名門幼稚園に合格した”ことも、さりげなく書かれていました。
昨年10月に『SMILE-UP.』を突如退所、独立したのも、長女のお受験が大きな理由のひとつと言われていましたから、無事合格したことは喜びもひとしおでしょうね。
記事には続けて、“時間が許す限り、ニノ本人が送り迎えしている”ことも書かれていました。
2人の娘の教育問題に前のめりな奥様に、好きなゲームも一旦止めて、尻を叩かれて送迎しているのかどうかはわかりませんが、変装もしないままでの送迎みたいですね。
奥様とニノが描く、娘たちの将来像はどういったものなのでしょうね…全てが上手くいくことを願うばかりです。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by: オフィスにの 二宮和也 公式ホームページ