なぜ、自分が“死ぬ”ことを知っている人のほうが成功するのか?

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成功する秘訣を知りたいと思っているあなたに朗報です。『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、今回の記事で鎌倉時代の禅僧、道元の教えから成功の秘訣を紹介しています。

道元「成功する秘訣は、自分が死ぬと知っているから」

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

さてこんな話をご存知でしょうか。

鎌倉時代の禅僧である「道元」は、弟子に成功する人間と失敗する人間の違いを問われ、最終的にこう答えました。

「成功する人間は、自分の人生に終わりがあると知っているからだ」

これ結構ドキッとするセリフだな、と思うのですが、いかがでしょうか。

人間は誰でも、「自分の人生に終わりがある」ことを知っています。

無限に生きられると思っている人なんていません。

ただ、大半の人は、そのことを忘れています。

「いつか終わる。でもそれはずっと先だ」

「まぁ少なくとも今日は大丈夫だし、数年も大丈夫だろう」

「であれば、別に今、ダラダラ生きてもいいだろう」

そんなふうに考えてしまって、努力しません。

結果的に、何も成し遂げないまま時間ばかりすぎ、どんどん老いていってしまうわけです。

よってそれこそ

「いつ死ぬか分からない」

「もうすぐにでも死ぬかもしれない」

ということを明確に認識できた人の方が強く、行動し、成功する可能性も高まる…。

それこそが道元の説いたことなのです。

ですのであらためて

「自分がもし今夜死んでしまうとして、今日の人生、これでいいのかな?」

と考えてみることが重要。

そして

「いや今日がラストだとしたらちょっとイヤだな…!?」

「もっとこんなこともしたかった…!」

と思うのなら、その「したかったこと」を1/1000に薄めたレベルでもいいので、それを実行してみることです。

たとえば「新たな事業を起こしたい」なら「一瞬だけその仕事について調べてみる」でも「周囲に宣言してみる」でも構いません。

「結婚したい」のなら、とりあえず今、いいと思う相手にたいして、メッセージを作るだけ作ってみる。下書きでもOKです。

こんなふうに、小さくても行動することで、少しだけ満足に近づいた生き方ができるはずです。

ぜひぜひ覚えておいてくださいね。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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「100億円手に入れた人と、事故で重傷を負った人。半年後により幸福を感じていたのは、どっちだと思いますか?」。この中に、あなたの知らなかった驚きと感動がある。恋愛と仕事を成功させる秘訣。悩む前に、1号だけでも読んでみてくださいね。

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