普段からよくキャンプをするので、ロープに触れる機会が多いです。日常でも何かと使いやすいので、キャンプ用につかうパラコードやガイロープを「日用品」として使っています。
適度な太さと弾力、なにより強靭なので安心なんですよね。こうしたロープを普段から使っておくと、災害時などで必要になった際慌てずに済む。
というわけで今回は、日常でつかえるロープワークをご紹介します。
さっと吊り下げ収納をつくる

フックをかける場所が足りない、もっと欲しいといった場合に、ロープ中程にループをいくつか作ることで、小物を吊り下げられる収納の完成。
作り方

1.左手に3周ロープを巻く

2.真ん中のロープを左のロープの下に潜らせる

3.そのまま右のロープの上に被せる

4.さらに左、真ん中、右の下を潜らせる

5.絞って、できあがり。

これなら小物の吊り下げ収納にしたり、バッグに取り付けて収納を増やしたりと日常や旅行で汎用的に使えます。
荷物をギュッと縛る

不揃いなものをなどを取りまとめたい時ってありますよね。そんな時ロープが緩んでしまうとうまく運べなかったりしてストレスが多い。
キャンプでも薪などを運ぶ時にガッチリ縛った方が運びやすいため、テンションをかけられるこの結び方は重宝します。

余った部分を手に巻いて持ち運びもできるのも気に入っているポイント。ゴム紐などがなくてもしっかりテンションをかけられるので、覚えておいて損はありません。
作り方

1.ロープを二つ折って輪っかを作る

2.荷物に二つ折りしたロープをまきつける

3.輪っかを2本のロープの間に通す

4.輪っかの中から2本のロープを引っ張り出す

5.最後にギュと絞って完成
この結び方は本当にカンタンですから、一度やってみるだけで覚えられると思いますよ。
いざとなったら人を担げる
子供がいると、抱っこやおんぶを求められる機会はまだまだあります。
短時間なら良いのですが、長時間だとさすがにきつい。そんな時はおんぶ紐として使ったりも。子供だけでなく大人も担げる対荷重があるので、いざという時にも使える気がします。

担ぎたいひとの脇の下に紐を通して、おんぶ。あとは背負ってる人のお尻を支えるように通して、前で結びます。
紐が細いと食い込んで痛いので、そんな時は二重にしたり、タオルを挟むなどした方が良いと思います。これはわりと緊急時の使い方、って感じですね。
お守りとして持っておきたい

ある程度結び方を覚えていればもちろんですが、単純に手に巻くだけでグローブのかわりにしたり、はぐれないようにお互いを繋いだりと、いざという場面で出番の多いアウトドア向けのロープたち。
ブレスレット状になったモノなどもありますし、お守りがわりに常備しておくのをおすすめします。
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