浮気や不倫というと、ラブホテルなどの“専用施設”に出入りするイメージがありますよね。でも、浮気調査に詳しい現役探偵の後藤啓佑さんによると、実は「相手の家」が“犯行現場”になることのほうが多いのだとか。パートナーに裏切られたサレ妻・サレ夫からすると、このパターンは不貞行為の立証がとても難しいのが特徴。いったいどうすれば浮気や不倫の証拠を押さえることができるのでしょうか?(メルマガ『探偵の視点』より)
“おうち不倫”は、ラブホ不倫よりも不貞行為の立証が難しい!
通常、不貞行為というと、ラブホテルなどの施設へ出入りしているシーンをイメージされるかと思います。
しかし、実際に僕たちのところに相談が来る浮気案件の中身でいうと、不貞行為をホテルでするのではなく、「浮気相手の家」で行う方たちが多いです。
となると、依頼者さんが心配になるのは「ホテルじゃなく家への出入りの場合、不貞行為として認められるのか」という部分です。
結論から言うと、認められます。ただし条件付きで。
そもそもラブホテルに、なぜあんなに「一発アウト」感があるかというと“ラブホテルは男女が性行為をするところだよね”という“社会通念”があるからです。なので、調停や裁判所でも、ほぼほぼ認められる。
では、家の場合はどうか?社会通念上、男女が性行為をする場所ではないですよね。他の用途がありすぎるわけです。
「あいつとセックスしたよね?」を客観的に立証するための要素
そういった中で、どのような条件であれば“不貞行為があった”というような認識になるのでしょうか。
例として要素を列挙すると、
- 宿泊、もしくは“反復継続的な”2時間以上の滞在
- 外でのデートシーン
ざっくりとこの要素を写真に撮影できれば、調停員も裁判官も不貞行為があっただろうと判断できるんです。
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