不動産不況は有利?
さすがにこの9月は6ヶ月ぶりに前年同月比プラス成長になりそうだが、それでも市場が弱含んでいることは間違いない。
一部には、長引く不動産不況が、逆にお金の使い道としての自動車に回るのでは、という観測も中国現地にはある。
しかし根幹である不動産市況が思わしくないのであれば、普通に考えて、消費を控えようとするだろうし、そうしたデータも出始めている。
成功はごくわずか
この9月に発表された50車種に迫る新車、新型車の中で、脚光を浴びることになるのはごくごくわずかだろうと推測されている。
圧倒的多数は華々しく発表された後、市場の中に埋もれていく、と考えられている。
しかし一方で、ここに参加しなければ、成長の芽もないのも間違いない。
かなりなキチンレースだが、こうした取り組みが、産業の上下流チェーンに与える、ボディブローのように蓄積される「痛み」に警鐘を鳴らす声も聞こえる。
日系も参戦しているが
この50車種に迫る新車、新型車の中にはもちろん、トヨタやホンダ、日産など日系車も存在する。
ガソリン車、HEVはダメだ、新エネルギー車(NEV)だ、というのにもすでに変化が見え始めている中国。
NEVでも勝ち負けがはっきりしすぎており、新規かそれに近い形で参入しようと思えば、小米(シャオミ)のようなインパクトがなければ無理。
ただし、シャオミが例外だっただけ、という見方もある。
出典: https://auto.gasgoo.com/news/202409/23I70405863C501.shtml
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