食べログ評価ダウンで200万円の損失。元繁盛店が売上を回復するまでの奮闘記

 

■意味のなかった対策

新規様:大きく伸びていたのが急ブレーキ

リピーター様:微減を続けていた

このような状況になった中で、主要対策になったのが新規様。

ただこれが意味がなかったです。

何故なら、

「新規様が大きく伸びているのにリピーター様が微減しているのは、そもそもの基礎力が下がっているから」

だったからです。

週末3回転する店だったので、リピーター様が微減だったのは「満席で入れていないから」という判断でした。

ただこれが間違っていました。

一部正解ではありましたが、「それでも行きたい!」という店になっていない。

多くの新規様も

  • 一回行ったらもういいや
  • 来店前の期待値より微妙だった

このような状況になっていた。

これに尽きた訳なので、新規様対策で若干売上が改善したとしても、抜本的な解決にはならなかった訳です。

■お客様の声を聞く

ここからGoogleフォームや対話を通じ、お客様の声を徹底ヒアリング。

わかったことはその店の体験が「無味無臭」になっていたという事です。

元々のこちらの強みはこんな感じでした。


圧倒的な接客力によって、美味しいだけでなく元気になれる!

来店時よりも退店時に凄く活力に満ちて、その店に行くこと自体が楽しい!

しかし。

どんどん忙しくなった事でオペレーションありきの業務に。

そして店内でもオペレーションをうまく回せる人が賞賛され、手間暇かける人が評価されない形に。

もちろんオペレーションありきで接客なんて皆無ながら繁盛しているお店はいくらでもあります。

ただこちらの場合「元々の強さ」が決してそこではない訳です。

やはり「元々の強さ」が無くなった地点でお客様が離れていってしまう。

残酷ながら真実だなというところです。

■そこからの改善は壮絶!

そうなると改善方法はーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年10月14日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

堀部太一この著者の記事一覧

関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ 』

【著者】 堀部太一 【月額】 ¥880/月(税込) 初月無料 【発行周期】

print
いま読まれてます

  • 食べログ評価ダウンで200万円の損失。元繁盛店が売上を回復するまでの奮闘記
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け