選挙のお願い
・そのために今回、何とかで議席を増やしたい。
・今、7議席。21議席になると我が党単独で、今私が言ったような103万を178万円にするような、所得税法の改正法改正の提案ができる。
・法律を単独で規定する権限ができれば、今私が申し上げた政策は夢物語ではなくて、政策実現の可能性がぐんと上がる。皆さんの手取りがぐっと増える。我々のために議席を増やしたいって言ってない。皆さんの手取りを増やしたいために議席を増やしたい。
私たちを勝たせてください、お願いします
と、よくある選挙のお願いをするのではないんですね、ここが。
自分たちのため、で終わっていないんです。
皆さんがより良い生活をするために、私たちは議席を増やしたい、と訴求している。
つまりこの選挙は、あなたの人生に大切なことなんです、と努めて訴えようとしており、それがすんなりと行われる話の流れなのです。
うむ~。唸りますね、この言語化力。
お願いの階段をひとつひとつ、共感を得ながら、上がっていくように、お願いを受け入れてもらえるように話を進めています。
巧み!
あ、これはずるい、という意味ではなくて、賢明である、という意味で、巧みです。
おそらく、心底から生まれてきた言葉なんだと思いますけれど。
そしてスピーチは最後の止めへ。
具体的な選挙行動を促す際の、大事な大事な部分。
というのも、国民民主にはここに弱みがあるから、ここで抜かるわけにはいかないのです。
小さな政党ゆえ、候補者がいない地域が圧倒的に多い。
そこで、玉木氏は、比例区での投票を促し、その際の記載文言も明確に示し、
さらにさらに応援拡散のお願いも、しっかりと盛り込んで訴求をしています。
・2枚目の投票用紙(つまり比例)は略さず、国民民主党と書いていただきたいなと思ってます。
・どうか皆さん、今日この話を聞いていただいた皆様、1人でも2人でもいいので、広げてください。LINEでも何でもいいので、広げてください。どうぞ皆さんよろしくお願いします。
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