なぜ、国民民主党は大躍進したのか?玉木党首「演説」に隠された裏ワザをスピーチのプロが解説

 

見事なロジック

手取りを増やす訴求に対して共感をしてもらい、政策が必要であることを納得してもらう。

そして投票行動に結びつけるまでの流れ。

大変にクリアでロジカルでした。

私はYoutube配信などで何度となく玉木氏のスピーチを拝聴しましたが、本当にこの点がお見事でした。

こうして客観的に分析して文字にするとちょっと冷徹にも見えますが、実際のスピーチは、全然そうではありませんでした。

というのも、玉木氏、至極自然体で話していたからです。

きちんと訴えながらも自然体で、その「人となり」が感じられるスピーチ。

今回では群を抜いていたように思います。

そして、選挙後の結果は、ご存知の通り。

票を獲得できたのは、政策の強さもさることなるがら、このような玉木氏の人間性がダイレクトに感じられる、
自然体の「伝え方」があったから、というのもとても大きいのではないか、と私は思います。

いわゆる政治家っぽくない雰囲気、どちらかというとビジネスの世界のリーダーのような印象を私は受けました。

それを支えていたのは今日ご覧いただいたようなロジカルな訴求力。

「手取りを増やす」というワンイシュー(ワンテーマ)に絞って伝え切っていこうとされたことが大いなる戦略の成功だったと思います。

ビジネスの世界においてプレゼンをされる際、どうしても通したい、わかってもらいたいということが必要な場合があります。

その際に大切なことは、

・訴える内容が論理的でわかりやすいこと

それに加えて、

・わかりやすい、を超えたレベルの「共感」「納得」をしてもらえること

さらには

・自然体で話せること

であることを、改めて、今回感じました。

皆様の何らかの参考になれば幸いです。

あなたのスピーチが素晴らしいものになることを願っています!

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清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

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