なぜ、東京・西新橋の昭和な喫茶店で世界中の観光客が「ジャンボプリン」を食べに長蛇の列を作っているのか?

 

大行列のキッカケはSNS。

マスターがプリンを型から外す時の動作を、“かっこいい”“面白い”と感じた外国人が、その映像をSNSに流したのです。

プリンを入れる器に、プリンが入った型を逆さまにのせ、片手で上下を押さえ、水平に円を描くように、クルッと回転させます。

これが、外国人にウケたのです。世界中に広まったのです。

そして、毎日のように行列が。

小さなお店が、プリン完売までつねに満席となっています。

昔ながらのやや固めの食感と濃厚なカラメルが美味しいと、お客さまみんなが大絶賛。

さらに、SNSで拡散されているのです。

ここに来たお客さまは、プリンだけではなく、一緒に注文するサイフォンコーヒーの味やサンドイッチなどにも感動します。

また、1971年創業なので、レトロ喫茶の風情も味わえます。

エンタメ性を持ちながらも、正統派の喫茶店。

愛されない理由はありません。

店主曰く、「心が交流できる場所にしたい」。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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