人気お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部健さん(52)が、「多目的トイレ不倫」のスキャンダルを報じられたのは約4年半前。妻の佐々木希さん(36)に関して、芸能関係者の間では「ほとぼりが冷めたら離婚するんじゃないの?」と噂されつづけてきました。ところが現実の夫婦生活は極めて円満。さらに渡部さんの仕事に関しても、地上波TVこそ“出禁”が続いているものの、ネットに活路を見出してそれなりに順調のようです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。
渡部の「多目的トイレ不倫」を許さない者たちの正体
『週刊文春』が、『アンジャッシュ』渡部健と佐々木希夫妻の近況を報じていました。
2020年6月に同誌がスクープした、渡部の“多目的トイレ不倫”以来、芸能マスコミから厳しくマークされ続けている2人ですが、何度も囁かれた離婚の噂も何のその、私生活はいたって順風満帆な様子だそうです。
4年前の“多目的トイレ不倫”発覚直後、佐々木は懸命に渡部をかばい続けたのは有名ですが、一部のベテラン芸能マネージャーたちの間からは、“ほとぼりが冷めたら、内密に籍を抜くのではないか”という噂は相変わらず消えないでいます。
「こんなだらしない、役立たずと一緒にいても、メリットは何も無い。渡部のせいで大口CMだって決まらないのに…」というわけです。
佐々木が静観の構えを決して崩さなかったことに対しては「女優としてのプライド。女優としての意地が許さなかったんじゃないの…」とまで。
その不倫騒動から4年と半年が経過しますが、渡部の地上波完全復帰は今だ許されていません。
渡部の存在を匂わす番組企画もありますが、番組スポンサーが首を縦に振らない限り不可能です。
「スキャンダルの内容にもよるけど、昔は2、3年ほどおとなしくしていれば、さりげなく元通りに戻れた。ただ最近の視聴者は、抗議の電話はもちろん、顔が見えないSNSを武器にストレートに反応してくるからね…」とは前出のマネージャー談です。
SNSの投稿に過敏に反応するスポンサーを考えると、渡部の復帰はほぼほぼ皆無だというのです。
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来年1月の新ドラマで佐々木希が“復讐の怪演”をみせるかも!?
『週刊文春』によれば、渡部は1回のギャランティが40万円以上という講演会や、月額980円のサブスク“くいしんぼ広場”(会員は350人超)、著作本印税が現在の収入源だということです。
そんな中、特別困窮しているわけではないでしょうが、第2子出産から約1年半強の佐々木が、来年1月期の連続ドラマで主演を務めるという情報が解禁になりました。
毎週火曜日の深夜枠ではありますが、TBSのドラマで主演を務めるのは初めてだそうです。
『踊る大捜査線』のスピンオフで、現在大ヒットを続けている『室井慎次 敗れざる者』、『~生き続ける者』にも出演している佐々木には、本当に少しづつではありますが、女優としての成長が垣間見られます。
しかし来年1月期の『地獄の果てまで連れていく』で佐々木が演じる役は、“殺人の罪をきせ、実父を殺した悪魔のような女に復讐するため整形し、顔も過去もすべて変えた女”という難役です。
局の公式番組情報には“ホラーを超えた2人の女の愛憎渦巻くスリリングな復讐劇”とありますが、口の悪いテレビマンの間からは、“お嬢さん役でなく、佐々木にこんな憎悪を演じる技量はあるのか”という声も聞かれています。
“2人の子供のために私が頑張らないと…”という声がどこからともなく聞こえてきそうですが、飲食店勤務のA子さん、六本木ヒルズの多目的トイレ不倫のB子さん、人妻のC子さんを、相手役の渋谷凪咲に重ねれば絶対大丈夫…ではないでしょうか。
今までに演じたことのないような激しい憎悪の表現を、期待を込めて見守りたいと思います。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
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