“人見知り”というキャラクターだからこそできるコミュニケーション戦略とは

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ここ2週間くらい、いろいろな会社がコロナ禍からリアルを取り戻して、「ロングで会議をやりましょう」「合宿をやりましょう」「成長のためのインターンをやりましょう」と言っています。

尾原もコミュティのファシリテーションや、成長のためのチーム設計をすることが多くなっているのですが、これってふだんの頭のヒットポイントと使い方が違うんですよね。

チームコミュニティ系って、「それぞれの人がどんなバイアスを持っていて、何をエネルギー源にして動いているのか」というレーダーをめちゃくちゃ使わなければなりません。さりげなく一歩踏み出すことを、デモグラフィック・ビヘイビア(Demographic Behavior)といいますが、相手が自発的に起こした一歩をうまく拾って、その一歩を他の人とコンビネーションすることで、新しいことが生み出せます。

ふだんの仕事では、自分の思考の抽象度に合わせて深く潜ったり具体化したりしているんですが、こういうふうに相手のきっかけを見て、自分の中に蓄えていたカードを渡す。その時にどなたをつないでいくか、ずっとレーダーを張りつめていたら、けっこうしんどくなったんです。

ソーシャル上でピリピリしちゃっているので、これは自分の好きな世界に深く潜るのが一番のリハビリだなと思って、やって来たのが台湾のコミケです。残念ながら日本のコミケにはタイミングが合いませんでした。

実は台湾のコミケは初めてなんですよ。友人の会社が初めて出展するということで、お手伝いする予定はありませんが、やって来ました。そして、「どうせ来たんだったらイチ消費者と同じように動こう」ということで、今並んでいます。

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人見知りの2つのタイプ
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筋トレって、使っていない筋肉を使うと筋肉痛になるし、使いすぎるとそこがダルくなって、ふだん使っている筋肉もうまく動かなくなったりします。なので、「今、自分の思考のどの部分を使っているんだろう」と考えながらやる。

筋疲労で力が出なくなるので、筋トレは毎日やってもしょうがないんですよね。どちらかというと、ギュッと追い込んで回復を待って、もう一回繰り返す必要があります。だから、そういう設計をするといいのかなと思います。

こう見えて、僕はすごく人見知りなんですよね。正確に言うと――(この記事は約6分で読めます ※2,110文字)

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image by:Shutterstock.com

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