営業マンが「親切のつもりだったのに迷惑がられた!」を避けるための方法は?

 

タイプに合わせた進め方をすれば“お客様の深い部分”まで知ることができる。

・相手の価値観

・持っている世界観

・興味があること、無いこと

お客様話を聞いて「人って本当に世界観が違うなぁ」と思うだろう。

しかしお客様によっては「そんなにこだわりがないんですよね」という場合もある。

この手のお客様は手ごわい。スタイルに合わせた話をしてもなかなか情報がつかめない。

その理由は“お客様自身が理解していない”からだ。

そういったお客様に対して「これは絶対に避けたいことはありますか?」といった聞き方をするといい。

以前、お会いした方だが、初めは多くを語らなかった。

しかし、私が「付き合いたくない人はいますか?」と質問したところ「それならいますよ。自分勝手で人に迷惑をかけていることさえ気づかない人です」と熱く語り出した。ここからいろいろな世界観を聞き出すことができたのだ。

商品についてではなくても“お客様の価値観、考え方”を聞き出すことはできる。

まだ考えがハッキリしていないお客様に対して“絶対に避けたいこと”について聞いてみる。これもぜひ試してみて欲しい。

お客様は十人十色。

価値観も一人一人違う。

できる限りタイプに合わせて話を進める。

これを意識するだけで契約率は飛躍的にアップする。

【今日の課題】

・お客様を3つのタイプに分ける

・”絶対に避けたいこと”を聞いてみる

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

菊原智明この著者の記事一覧

群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】 』

【著者】 菊原智明 【月額】 ¥770/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 金曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 営業マンが「親切のつもりだったのに迷惑がられた!」を避けるための方法は?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け