ここでもまた「安倍晋三」の名前が取沙汰される理由
中居・フジの一連のスキャンダルをめぐっては、「MeToo運動の一種」から「社内の派閥争い」、はたまた「外資系ファンドによる企業買収工作」まで、さまざまな見方が浮上している。
そんな中、一部で注目されているのが、これは「自民党清和会(旧安倍派)つぶし」の総仕上げとしての高度な「政治案件」ではないか?との解釈だという。
先のネットメディア編集デスクが説明する。
「安倍元総理が『笑っていいとも!』に出演した際のことを覚えている方は多いと思いますが、実はフジサンケイグループの日枝久代表とは会食やゴルフをしばしば共にする仲でした。当時のフジテレビのワイドショー系番組では、コメンテーターが自民びいきの意見を述べる場面がよく見られましたが、それもこれも、当時は旧安倍派が自民の主流だったからだ、という見方があります。
ところが、その蜜月関係は唐突に終わりを告げました。安倍元総理の銃撃事件後に発覚した旧統一教会問題や裏金問題によって、旧安倍派の大半が自民党内で力を失ってしまったのです。
これは、先の総裁選と選挙において、実質的な“党内政権交代”が起こったとも言える状況です。“安倍さんという重し”を失ったことで、これまで世間に知られていなかったスキャンダルが大々的に報じられるようになり、その1つが今回の中居・フジ騒動なのではないか?そんなふうに解釈する人が、ネット上では少しずつ増えてきています。
そこで、やはり気がかりなのは、第一次安倍政権以降、この政権に関わって「自殺・不審死」を遂げた人物が異常に多いという事実です。同名の文書がネットに出回っていますが、これは本当に自殺なのか?と疑いたくなるケースが少なくありません。いま一部で、フジテレビ編成幹部A氏の身を案じる声があがっているようですが、その背景にはこのような事情があります」(ネットメディア編集デスク)
フジテレビの不十分な説明が世間の憶測を呼び、その1つがたまたまアンタッチャブルな誰かの“逆鱗”に触れてしまう――。十分にあり得る話だ。フジは「死人が出る」前に説明責任を果たすことができるか。動画禁止の“静止画会見”という茶番劇によって人命が失われる事態だけは、万が一にも避けなければならない。
image by: フジテレビ









