『嵐』大野智のタトゥーと、故・ジャニー喜多川氏の思想
ジャニーズ事務所が存在していたころの所属アイドルたちをみれば、それは一目瞭然でしょう。
宮沢の夫・森田を筆頭に、木村拓哉、元『TOKIO』長瀬智也、元『NEWS』手越祐也、かつての『関ジャニ∞』渋谷すばる…彼らには堂々と刻まれたタトゥーがありました。
もう“スーパーアイドル『嵐』の大野智”じゃない…と宣言するかのようなタトゥーには少々残念な気もしましたが、それでも別に驚くようなことではないと、私は思うわけです。
故・ジャニー喜多川氏は、“アイドルとしてのあるべき姿”や“ファンに対する接し方”に厳しい人でしたが、タトゥーに関しては比較的寛容だったこともあるかと思います。
ロサンゼルスのダウンタウン出身のジャニーさんにとっては、アメリカ人気質こそが自分の本質でありネイティブであるという、独特の観念があったのだと思います。
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宮沢やディーンといった役者たちは、必要に応じてメイクさんがタトゥーを上手に隠してくれる場合もあるでしょう。
歌手たちは、テレビ収録の際だけ、タートルや首まで覆ったり、手首まで隠れる長袖や、胸元をしっかり隠したシャツやジャケットで、見える箇所を最小限にする工夫が見えますね。
旧ジャニや辞めジャニ、それ以外でも最近の人気アーティストたちの、男女問わず“隠れタトゥー探し”をしても、結構楽しめるかもしれませんね…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by: Japanese Station, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons









