俳優の東出昌大(37)が、YouTubeの配信を3月末で休止すると発表しました。2020年の不倫騒動をきっかけに山暮らしを始め、その様子をYouTubeで配信し好評を博していた東出。「撮影が楽しくなくなってきた」のが理由とのことですが、芸能関係者の間では別の見方も浮上しています。元不倫相手・唐田えりかの女優としての大活躍が、東出の「役者魂」に火をつけたのではないか?というのです。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
東出昌大にとって、お金よりも大切なものとは?
東出昌大が3月末で、YouTubeへの投稿を一旦休止すると発表しました。
坂上祐生ディレクターがXで、その理由について――
“自分の好きな田舎暮らしが誰かの癒しや楽しみになるならと投稿してきたが、いつの間にか視聴者の望む期待に応えようとする動画に変わってきてしまい、撮影が楽しくなくなってきた”と告白しています。
登録者数58万人を超える人気ユーチューバーの突然の報告に、SNSの反応は――
「自分の生き方、自分の気持ちを大切にして下さい。ずっと待ってます」
「子供も生まれたし、結局、面倒くさくなって、飽きちゃったんじゃないの?」
など様々です。
“日常生活を送るには多少のお金が必要なのは事実。YouTube収益が無くなれば選択肢が減るのも事実…でも豊かな田舎生活を送る今はそれが怖くない。お金はメチャクチャ大事という考えを一旦捨てようと思う”という覚悟のようです。
元不倫相手・唐田えりか完全復活で東出の役者魂に火がついた?
そこで、この東出の変化について、周辺を取材してみたところ、5年前に発覚した不倫騒動の…「唐田えりかの、ここにきての女優としてのブレイクが少しは影響しているのでは?」という声が多く聞かれました。
昨年9月に配信された『極悪女王』は大反響を呼び、『クラッシュギャルズ』と呼ばれていた女子プロレス界のアイドル、長与千種役を演じた唐田には賞賛の声が絶えません。
その後、今年だけですでに3本の映画に出演、4月5日には村上春樹原作の短編小説『地震のあとで』にも出演します。この作品はNHK総合の“土曜ドラマ”枠で放送される予定で、唐田はもっか大忙しです。
不倫発覚当時は、杏が妊娠していた頃からの約2年に渡る不倫相手としてのイメージが強く、一般視聴者からは――
「顔を見るだけで不愉快になる。杏ちゃんの心をズタズタにした嫌悪感は一生消えない」
「不倫中なのに、堂々と2人してレッドカーペットを歩くなんて…どんな神経してるの?」
という声があがっていました。
そのため、芸能界からの引退すら囁かれた唐田ですが、「不倫スキャンダルが、今となっては女優としての血となり肉となっている」面も。SNSを始め一切のメディアからシャットアウトされた約4年の空白期間が、唐田の女優としての幅を広げたとみる芸能関係者も少なくありません。
“これ以上、落ちることはないという、開き直った捨て身の潔さが見える”というわけです。
そしてこの唐田のブレイクが、“彼女が受け入れられているということは、禊は済んだということ。俺もいつまでも自給自足の生活を、地味にしているわけにはいかない”と、東出の役者魂に火を点けたのでは…というのです。
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