2025春ドラマの注目度ナンバーワンと言えば、視聴率トップを走る『キャスター』。永野芽郁の“二股不倫”騒動もあいまって芸能マスコミを連日賑わせていますよね。ただ、芸能記者たちはそれだけでなく、志尊淳(しそん じゅん)(30)主演の『恋は闇』にも大いに注目しているそうです。事務所を独立した志尊の主演作が、このままでは今期ワースト視聴率ドラマになってしまうかも、というネガティブな理由ではあるのですが…。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが詳しく解説します。
『キャスター』不倫騒動の陰で注目される、もう1つの争い
4月期の連続ドラマが始まってもうすぐ1ヶ月、皆さんの推しは何ですか?
NHKの『あんぱん』と『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は置いておくとして、民放だけで見てみると、初回ダントツ第1位なのは『キャスター』、それを追いかけるのが『特捜9』のようです。
ただ『キャスター』、気になるのは14.2→11.7→10.9と、視聴率が緩やかに下降線を描いていることです(視聴率はビデオリサーチ社調べ、関東地区)。
SNSでは、“主演の阿部寛の滑舌が、キャスター役にしてはあり得ないほど悪い”とか、“永野芽郁の姿に、田中圭とキム・ムジュンの二股不倫疑惑が思い浮かんでしまう”とかいう声も…。負の連鎖がこの後の数字にどんな影響を出すのか心配です。
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そんな状況下ではあるのですが、もう1つ、芸能記者たちが密かに注目するのはワースト視聴率をめぐる熾烈な争いです。
今のところ『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』と『恋は闇』が、平均視聴率4%と大接戦を繰り広げています。
しかも、『ACジャパン』広告だらけのフジテレビではなく、両ドラマとも日本テレビという不思議です。いまだに『セクシー田中さん』の不信感が根強く残っているのでしょうか。
視聴率低迷、志尊淳の事務所独立は失敗に終わる?
『恋は闇』の主演は志尊淳です。
2023年度前期の朝の連続テレビ小説『らんまん』で、主婦層の心をがっちりと掴んだはずなのに…です。
志尊は2021年、急性心筋炎を発症し、医者から「この病気は死ぬ確率が高く、急に心臓が動かなくなることも覚悟しておいて下さい」と言われたことで人生観が変化。
自分が思うように、やりたいことをやりたいように生きたいと、業界大手の『ワタナベエンターテイメント』を退社、独立しました。
2018年前期の朝ドラ『半分、青い。』から、2021年度の大河ドラマ『青天を衝け』、そして『らんまん』と、ドラマ関係者の間では“大役はもう目の前”と囁かれてもいた志尊ですが、“仕事のために自分のプライベートを犠牲にするのはもういいや”ということだったのでしょうか、医者の言葉に大きな決断を下したわけです。
でもこれはあくまでも私見ですが、志尊が今もナベプロに在籍していたら、はたしてこの陳腐なサスペンス・ドラマの企画を受けたのかどうか…私は疑問に感じています。
キャスティングに関しても、相手役にもっと数字の取れる女優さんを抜擢できたはずなのに…なんて思ってしまうのです。(次ページに続く)
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志尊淳 大ピンチの背景に“山田裕貴との確執”説
ルックスも良く、役者としても才能があるだけに、『恋は闇』が本当に志尊が独立してまでやりたかったドラマなのか…?と思ってしまうのです。
出演オファーがあるだけ有難いと思っているのか、作品に惚れ込んだのかはわかりませんが、私にはこの体たらくが、本当に残念でならないのです。
もうひとつ、志尊の役者としてのキャリアに狂いが生じたのは、退所したナベプロに所属する4歳上の山田裕貴との軋轢が原因だ、と噂する芸能記者もいます。
山田といえば2021年7月公開の『東京リベンジャーズ』、2023年7月公開の『キングダム 運命の炎』、2023年度の大河『どうする家康』と、ヒット作品に山田在り!という存在になりつつあります。
事務所の公式HPでも、俳優の顔ぶれでは瀬戸康史の次に山田の写真がアップされているほどです。
同じ養成所出身でしのぎを削ってきた仲間でありライバル…そんな山田を頂点とした事務所のプロモーションが、志尊には我慢できなかったのでは…?というわけです。
大手から独立するとはこういうことか…などと、発表される視聴率を見ながら、志尊が唇を噛んでいなければいいのですが…。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by : 恋は闇 公式サイト(日本テレビ)