史上7頭目となる牝馬三冠を達成した名馬の安楽死も
さて、「安楽死」と言えば、4月27日に香港で行なわれたG1「クイーンエリザベス2世カップ」で、日本から参加したリバティアイランドが、競走中に左前脚を故障し、予後不良と診断されて安楽死となってしまいました。史上7頭目となる牝馬三冠を達成した名牝の安楽死に、多くの競馬ファンはショックを受け、悲しみました。
このレースには、タスティエーラとプログノーシスも日本から参加していて、この2頭が日本馬ワンツーを決めてくれました。あたしは仕事でリアルタイムでは観ていなかったので、帰宅してから買っていた馬券の結果だけを見て、能天気なツイートをしてしまいました。そして、その後、レース映像を観て、リバティアイランドの安楽死を知り、とてもショックを受けてツイートし直しました。
シャティン8R「クイーンエリザベス2世カップ」、日本から参加した2番人気のタスティエーラと4番人気のプログノーシスが日本馬ワンツーを決めてくれました!もちろん馬券は馬単的中♪ pic.twitter.com/BzBdqJ9eGX
— きっこ (@kikko_no_blog) April 27, 2025
きっこ @kikko_no_blog
シャティン8R「クイーンエリザベス2世カップ」、日本から参加した2番人気のタスティエーラと4番人気のプログノーシスが日本馬ワンツーを決めてくれました!もちろん馬券は馬単的中♪
午後6:17 2025年4月27日
● https://x.com/kikko_no_blog/status/1916421396730970135
今日の香港「クイーンエリザベス2世C」、あたしはタスティエーラとプログノーシスの日本馬ワンツーの馬単が的中して喜んでましたが、最後の直線で故障を発生して競走中止となったリバティアイランドが予後不良で安楽死となったと今知りました。とてもショックです。今夜はもうツイートをやめます。
— きっこ (@kikko_no_blog) April 27, 2025
きっこ @kikko_no_blog
今日の香港「クイーンエリザベス2世C」、あたしはタスティエーラとプログノーシスの日本馬ワンツーの馬単が的中して喜んでましたが、最後の直線で故障を発生して競走中止となったリバティアイランドが予後不良で安楽死となったと今知りました。とてもショックです。今夜はもうツイートをやめます。
午後10:34 2025年4月27日
● https://x.com/kikko_no_blog/status/1916486166196703243
競走馬は脚に故障が出て予後不良と診断されてしまうと、もう救う術がないため、少しでも苦しませないように安楽死させることになっています。本当に可哀そうだし悲しいことですが、これは現代の医学ではどうしようもないことなので、馬を少しでも苦しめないようにするためには、これしか方法がないのです。
オーストラリアの山火事で大やけどを負ったコアラと同じく、激しい痛みに苦しみながら死を待つだけの動物を、その苦しみから解放するために人間が手を下して命を終わらせる。オーストラリアの「ヘリから射殺」という方法には異議がありますが、方向性としては同じ「安楽死」です。競走馬の場合は、睡眠薬で眠らせている間に、できるだけ苦しまない薬物で命を終わらせますので、激痛に苦しみながら自然死を待つより人道的だと判断されています。
しかし、こうした安楽死とまったく違うのが、鳥インフルエンザに感染したニワトリを何万羽も殺処分する場合や、豚コレラに感染したブタを何千頭も殺処分する場合なのです。たとえば、今年2月、群馬県前橋市の養豚場で豚コレラが発生し、養豚場では約8,000頭のブタを殺処分しましたが、死体を埋めた場所から大量の血液が周辺の河川に流れ出て、前橋市内の利根川や広瀬川などが真っ赤に染まったと報じられました。
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