日本は、「天安門事件後の教訓」を忘れるな
率直にいって、日本ほど騙されやすい国はありません。「平和ボケ」とバカにされるゆえんです。
今回の件で思い出されるのは、「天安門事件後」のことです。1989年、中国共産党は、天安門で学生たちを大虐殺しました。それで、欧米日が制裁を科し、中国の発展は止まるかに見えたのです。
プーチンと同じように狡猾な中国共産党は、「どうしようか」と検討しました。そして、世界一お人好しな日本を「突破口」に選んだのです。
具体的には、何をしたのか?日本政府に、天皇陛下の訪中を、繰り返し繰り返し要請したのです。
1992年10月、天皇陛下は訪中され、大歓迎を受けました。これを見ていた欧米は、「狡猾な日本が、巨大な中国市場を独占するつもりだ!」と焦ります。そして、制裁を解除し、中国は苦境を脱することができたのです。
日本は、結果的に中国を救った恩人になりました。
問題は、この後です。
危機を脱した江沢民は、「欧米は、天安門事件を起こした中国を憎んでいる。この憎しみを日本に向けさせよう」と工作を開始しました。中国国内では、「反日教育」が行われるようになり、欧米を中心に、「南京大虐殺問題」「従軍慰安婦問題」を盛り上げていったのです。
つまり、中国は、天安門事件後の苦境を救った日本の「恩」を「仇」で返したのです。
これは、中国の話ですが、プーチンの思考も江沢民や習近平と変わりません。さすがに天皇陛下を招待はできませんが、安倍昭恵さんを招くことはできます。
プーチンが安倍昭恵さんと会った目的
これは、「トランプ工作」がヤバくなってきたので、今度は「日本工作を活発化させていく」ということでしょう。
プーチンは、戦争を継続したまま、日本に【対ロシア制裁を解除させたい】のです。すると制裁網に穴が開き、ロシア包囲網は崩れます。
プーチンの安倍昭恵さんとの会談には、こういう意図があることを知り、だまされないでおきましょう。
(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』2025年5月30日号より一部抜粋)
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