女優・本田翼(32)の主演ドラマが、放映開始前からプチ炎上しています。その理由は「演技力がないのに主演しないでほしい」「芝居が下手すぎて見る気が起きない」というもので、さすがにかわいそうな気もするのですが、実際のところはどうなのでしょうか?「たぶん本田翼は自分の演技下手を気にしていない」と分析するのは、芸能記者歴30年超のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さん。ばっさーにとっては多少叩かれても、ドラマに出演すること自体に大きな“メリット”があると指摘します。
「本田翼主演」ドラマが7月スタート
2022年10月期の『君の花になる』以来、約2年半ぶりとなる本田翼(以下ばっさー)の主演連続ドラマが、関西テレビ・フジテレビ系の7月期23時~で放送される予定です。
原作はドラマタイトルと同じ、双葉社の月刊漫画誌『JOUR』で連載中の『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』で、意外にもばっさーがフジテレビ系連ドラの「主演」を務めるのは初めてになります。
2018年7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』や、2019年4月期『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』でヒロイン的な役柄での出演はありましたが、これがフジテレビ系での初めての主演作品となるわけです。
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放映開始前から本田翼の「演技下手」が炎上気味!?
ところが、これにすぐさま噛み付いたのが『週刊女性PRIME』で、
「演技力がないのになんで主演?」
「本田翼を主演にした時点でつまらないドラマ確定。全然見る気起きない」
など、SNS上の辛辣なコメントを紹介しています。
情報解禁前には『Smart FLASH』が、ばっさーの“夏ドラマのロケ現場”を写真付きで報道していましたが、こちらにも“女優慣れの貫禄”という、皮肉たっぷりの言葉が引用されていました。
ばっさーは女優としてデビューから14年が経過し、キャリア的には“貫禄”という言葉もあてはまるでしょうが…ここまで「演技力」を叩かれるというのは珍しいケースですよね。
では、いったい彼女の「何」がこのような状況を生じさせているのか…へそ曲がりの私は“わざと演技下手を演じているのでは?”なんて裏読みしてしまうくらいなのです。(次ページに続く)
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本田翼の本当の狙いは美容商品を売ること!? 実業家に本格転身か
2年半ぶりとなる本田翼の主演ドラマに関して、あるベテランの芸能マネージャー氏と「しかしまぁ…何年経っても相変わらずの演技で…」などと話をしていたのですが、そこで「ドラマに出演していること自体、彼女の“本田翼ブランド”のプロモーションになっているんじゃないか?」という見方もあることを知りました。
今月27日で33歳になるばっさーは、昨年3月に『(株)ダイヤコーポレーション』内に『By ttt.』というビューティー・ブランドを立ち上げていて、今後は美容事業にウェイトを移していくのでは…という噂もあります。実業家への転身です。
今回スタートするドラマ『北くん~』の視聴者は若い女性層が中心と想定されます。
同ドラマで“北くん”を演じるのは、高校1年生のときに先輩が写した“奇跡の1枚”が、あっという間に17万人のフォロワーを集めた岩瀬洋志。
そして、ばっさーと一緒に“北くん”という彼氏をシェアするひとりには、昨年と今年の上海公演で舞台『千と千尋の神隠し』の“ハク”役を演じる『GENIC』増子敦貴がキャスティングされています。
大事なのは演技力か購買喚起力か
ばっさーのドラマ出演の狙いが、実は“物を売る”ことにあり、“実業家・本田翼”に本格的に移行するためのステップなのだとしたら…演技の上手下手がいくらSNSで騒がれようが、どうでもいい話ですよね。
ばっさー、増子…これに志田未来が、岩瀬の愛をシェアするために同棲生活を始めるという、奇妙な四角関係を描く『北くん~』。
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演技力が必要とされる女優として、あるいは購買喚起力が重要となる実業家として…このドラマは今後のばっさーにとって、重要なターニングポイントになるかもしれませんね。
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プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
image by : 本田翼公式サイト