立地を制する者が多店舗展開を制す!成功するためのデータ分析方法を飲食のプロが伝授

 

■最初に優先的に見るべき数字

自分達の業態は、「夜間人口」か「昼間人口」どちらが必要なのか?

これの把握は大切です。

夜間:地元の方

昼間:ビジネス、学生、観光の方

このターゲット分析においては、「POSの客層別」で正しく取る必要があります。

その理由が曜日別で売上が変わるからです。

平日:昼間人口が中心

週末:夜間人口が中心

こうなってきた時に感覚だと「うちは地元のお客さんが多いので夜間人口です!」みたいな意思決定にしてしまうと、間違った出店立地の型が出来てしまいます。

そのため、

Step1)POSで正しく客層別分析を行う

Step2)その上で昼・夜人口の優先度を決める

これで考えるのが大切です。

■基準値を決める

横:現状の店舗

縦:上述の取るべき数字

これで見ると基準値は決まります。

ある居酒屋のご支援先だと、

昼間人口:20,000人以上

夜間人口:10,000人以上

このような基準を決められています。

ただそれを下回ると出店できないのか?

実はそうでないのが面白い部分です。

■1店辺り人口数

例えば人口数が少なくとも「競合が全然いない」場合は売上がぐんと伸びる時があります。

結局はシェア争いなので、

昼間人口:20,000人

競合店舗:100店舗

1店人口:200人

これよりも、

昼間人口:10,000人

競合店舗:10店舗
1店人口:1,000人

これだと後者の方がチャンスが見えますよね。

■人口少×1店辺り人口数多の懸念店

上記の通り1店辺り人口が多いならば、基準値以上ならいける!と思いますよね。

確かにいけるんです。初動とか物凄く良いんです。

ただ。。

人気だと速攻模倣店舗が出てくる。これが飲食のあるある。

その為、ーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年8月25日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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