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マスクは最近特にテスラの見通しに強気だ。
7月下旬には、時価総額1兆ドル超のテスラが将来25兆ドルに達するとの他ユーザーの主張に言及。「膨大な作業量だが可能だ」と述べた。
アナリストでテスラ株の長年の強気派であるダン・アイブス氏は、潜在的な1兆ドルの報酬額を「目を疑うような」数字と評しつつも、マスクをCEOとして留めるためには必要だと述べた。
この報酬提案には、テスラの輸送・持続可能エネルギー事業ミッションを人工知能とロボット工学へ再定義する製品ロードマップも明記されている。
同社は運転支援ソフト「フルセルフドライビング」を重点的に推進し、将来的には車両の完全自動運転化を目指すほか、自社ソフト搭載の配車サービス車両「ロボタクシー」の展開を進めている。
また、人間の日常業務を支援する「オプティマス」の投入も目指している。
ほかにもマスク氏には以下の目標が課された:テスラの車両供給台数を800万台から2000万台に拡大すること、「完全自動運転」の加入者数を1000万人に増やすこと、100万台のロボットを供給し、100万台のロボタクシーを稼働させること。
テスラの投資家でディープウォーター・アセット・マネジメントのマネージングパートナーであるジーン・マンスターは金曜日のアナリスト向けメモで、テスラの「おとぎ話のような」評価額とロードマップは説得力があると述べた。
「FSD(完全自動運転)、ロボタクシー、オプティマスを通じた物理的AIの商用化が実現すれば、これらの数字は驚異的だが達成可能だ」
解説
日本人の感覚とは桁が違う数字がならんでいます。
これはイーロン・マスクのボーナスの話ですが、こういった数字は波及していくでしょう。
とんでもないボーナス提案をうける海外企業経営者は増えていくでしょう。
その流れは、日本の社会風土とはまったく違うものです。
世界の優秀な人材を日本がとることはますます難しくなります。
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image by: Joshua Sukoff / Shutterstock.com









