自ら語ってしまった「石破おろし」劇場の本丸
とは言っても、この先は自分が就任してから今までにどれだけの成果を挙げたのかを長々と述べてるので、その部分はザックリとカットして、重要な部分のみ文字起こしして行きます。
石破首相 「政治改革につきましては、昨年、総裁として政策活動費の廃止、いわゆる旧文通費の使途公開と残金の返納、政治資金規正法に基づく第三者機関の早期設置という方針を示し、昨年末には政治改革法が成立いたしました。それでもなお、政治とカネの問題を始め、国民の皆様方の政治に対する不信を払拭することは、未だにできいおりません。このことは私にとって最大の心残りであります」
ほほう、企業献金を死守したことは自分の手柄として挙げないのね(笑)つーか、「政治とカネの問題」に関して国民の不信を払拭できていないことは一応自覚してんのね。そもそもの話、去年の衆院選で自民党がボロ負けしたのは、安倍派を中心とした裏金議員どもの大半を公認したからであり、トドメを刺したのは責任が重くて非公認にした議員にも1人2,000万円の選挙資金を振り込んでたことがバレたからだろ?
すべては森山幹事長の采配だけど、これを止められなかった「名ばかり総裁」が責任を問われるのは当然でしょ?…で、いよいよ今回の辞任劇の本丸です。
石破首相 「私としましては、まだやらなくてはならないことがあるという思いの中、身を引くという苦渋の決断をいたしました。それは、このまま党則第6条第4項に基づく臨時総裁選要求の確認に進んでしまっては、党内に決定的な分断を生み出し兼ねないと考えたからであり、それは決して私の本意とするところではございません。自民党の皆様にはその思いを共有していただき、共にこの難局を乗り越えていただきたいと、心から強く願っております」
ほらほら、やっぱ今回の辞任は自民党の内輪揉めによる都合であって、トランプ関税なんて関係ないじゃん。国民の大半は自民党が分断しようが下野しようが知ったこっちゃないと思ってんのに、何で国民の生活より自分たちの都合を優先してんの?…とか言ってみつつ、あと少しなので取りあえず最後まで見てみましょう。
石破首相 「古い自民党のままである、何も変わっていない、国民の皆様方からそう見られるようでは、党の明日はございません。真の意味での解党的な出直しを成し遂げなければなりません。本日この場をその一歩とすることができますよう、党員党友の皆様方のお力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます」
おいおい、誰に向かって会見してんの?お前の国には自民党員しか住んでないのかよ?…とか合いの手を入れてみつつ、さあ、最後はようやく国民に向けての言葉です!
石破首相 「国民の皆様方には、このような形で職を辞することになったことを、大変申し訳なく思っております。本当に申し訳ございません。残された期間、全身全霊で国民の皆様方が求めておられる課題に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう心よりお願いを申し上げます。私からは以上であります。ありがとうございました」
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