質疑応答で分かった石破氏に「引導」を渡した人物
…というわけで、ここから会見は質疑応答に入りますが、その中にとても重要な発言があったので、それも文字起こししました。まずはテレビ朝日の男性記者なのですが、名前が良く聞き取れませんでした。
テレビ朝日の記者 「昨日の夜、菅副総裁と小泉農水大臣が公邸に入られて、内容としては8日を前に(辞任の)判断を求める、説得されたと聞いています。これはどれほど影響があったのか。影響があったとすれば、どのような言葉が響いたのか。具体的にお聞かせください」
石破首相 「菅副総裁、小泉農林水産大臣との会話の内容は、ここでお話しすべきことだと私は思っておりません。政治家同士の話をペラペラしゃべるような、私はそのようなことは断じていたしません。しかし、副総裁から、党の亀裂は避けるべきである、分断などというものはあってはならない、ということは歴代の総理総裁の経験者の皆様方とお話しをした時から、非常に強く副総裁がおっしゃっていたことでございます。
多くの方々からご意見を承る中にあって、やはり私どもの政権というものは、菅元総理のいろいろなお知恵、お力によるものが大きかったと考えております」
石破首相は、小泉農水大臣に関しては「多くは発言していない」と述べたので、最近の菅ちゃんを見る限り、シンジローは菅ちゃんの「介護要員」だったのだと思います。
で、この石破首相の言い回しは分かりずらいですが、9月8日に臨時総裁選の要求手続きが出されたら自民党に亀裂が入る、分断してしまう、それだけは絶対に避けるべきだとの申し入れが菅副総裁からあり、それを受けての辞任ということが分かります。
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