居酒屋はまだ強い!ただし「作り方」を間違えると勝てないワケを飲食のプロが徹底解説

 

■戦略の視点

戦略のミスは戦術で取り戻るのは大変。

これは鉄則ではありますが、戦略は「立地」「規模」「業態」のバランス。

大衆居酒屋も基本的には「繁華街型」です。

駅徒歩5分以内は必須ですし、絶対にビルインではなく路面物件。

物件の間口としては3メートル程度欲しいです。

視認性と賑わい感で集客する要素も大きいので、ガラス張りと顔が見えない程度の暖簾。

奥行きが長いタイプの物件にして、L字やコの字中心のカウンターを大きく作れるかを見ています。

乗降客数だと30,000人以上を前提として見て、後は競合数のバランスで決める感じです。

■商品の視点

I)予算帯

客単価は4,000円でお釣りがくるくらい。狙いとしてはここを見ています。

予算帯として、

3,000円の人:2,800円~3,999円

5,000円の人:4,000円~7,999円

こう考えると今の外部環境で見ると、やっぱり3,000円予算帯の方が強いです。

インフレなので値上げはすべきなのですが、最初の予算帯は下で成り立たせた方が初期集客自体は強いですね。

ii)アイテム数

50アイテムは欲しいです。

たまに10~30アイテムで超繁盛店を見るとこれをやりたい!と思いがちですが、あれはやはり色んな変数が重なってこそ。

1組2名でいらっしゃり、平均フード注文点数が7品。

これで考えると「美味しくて食べきれない」と

また行きたいスイッチを考えると、ーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年12月22日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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