「中道の候補者が言うことは全部偽善」と思われる由々しき状態
これは重大問題である。美辞麗句が通用しないということは、理想が語れないということだからである。理想を語ったら、「偽善」と思われてしまうのである。
それは中道の負けっぷりにも如実に表れている。中道の候補者が言うことは、全部偽善だと思われるという状態になってしまったのだ。
もはや「男女平等」と言ったら、偽善の最たるものにしか思われず、むしろ「男が一番」と言った方がウケるくらいになっている。なぜこんなにバランスが取れないのかと、呆れるしかない。
こういうことは、右か左かとかいうのをはっきりさせることではなく、バランスを取ることが一番重要なのだ。

右勢力の本音主義、あるいはマッチョイズムが蔓延してしまい、それがこんな選挙結果につながってしまった今だからこそ、「中道」とは何か、「リベラル」とは何かということを考え直さなければならないところに来ている。
(『小林よしのりライジング』2026年2月10日号より一部抜粋・敬称略。続きはメルマガ登録の上お楽しみください)
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