えっ、真面目な人ほど仕事が遅くなる?成果を高める「任せる力」の正体

 

人に任せることは無責任なことのように感じる方もいるかもしれません。

ですが、任せることは、決して仕事を押しつけることではありません。大切なのは、任せた相手にとっても意味があり、そこに正当な成果や報酬があることです。つまり、お互いにプラスが生まれる形になっているかどうか。ここがとても重要です。

たとえば、自分が行かなくても成立する訪問や、他の人のほうが得意な作業、経験になる仕事、評価につながる役割。そういったものは、視点を変えれば「お願いできる仕事」になります。

面白いのは、この発想は部下や外注先に限らないということです。

実は、上司に任せることだってできるのです。たとえば、往復で何時間もかかる取引先への最終訪問があるとします。その場面で、「部長に行っていただけたら、相手も前向きに条件を再検討してくれるかもしれません。その間に私は別件の重要な見積もりを仕上げます」と提案できたらどうでしょうか。

これは単なる丸投げではありません。上司にとっては、契約の最終局面に立ち会えるメリットがあり、成果としても見えやすい。こちらにとっては、移動に使うはずだった時間を、より重要な業務に充てることができます。

つまり、双方にメリットがあるWIN-WINの形です。

任せるのが上手な人は、こうした「全体最適」で考えています。自分がやることに価値を感じるのではなく、「誰がやれば最もよい結果になるか」で判断しているのです。

実際、多くの職場では、ーーー(『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』2026年6月11日より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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