松田浩路社長が就任するタイミングでのスタートであり、値上げのタイミングと合致したことから、KDDIとしてはStarlink Directを付加価値のひとつという位置付けにしていた。そのため、誰でも使えるというわけではなく、あくまでau契約なら使えるという立ち位置にしていたのだった。
そうした路線はソフトバンクも同様だったのだが、NTTドコモは後発だったためか、付加価値という見せ方はせず、一律で無料サービスとして提供したのだった。
そんな競争もあり、KDDIはその後、UQモバイルではコミコミプランバリューととくとくプラン2利用中なら無料というかたちになった。
こうした両社の考え方の違いもあり、そもそもユーザーの母体数に大きな隔たりがあるのだ。
実際、NTTドコモでは対応機種を89機種2500万台超という言い方をしているのに対して、KDDIでは90機種1100万台超となっており、ベースの端末数でも倍以上の違いがある。
つまり、NTTドコモの500万超とKDDIの400万超を単純に比較するのはちょっと違うような気がしている。
ただ、Starlink Directは「圏外時につながる」というイメージで3社とも売り出しているだけに、いたずらに接続した数をアピールすると結果として「地上局につながらなくて困った人たち」の数と思われてしまいがちになるので、あまり訴求しないほうがいいような気がしている。
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