ドコモ500万人突破で注目「Starlink Direct」はauと単純比較できるのか?

 

松田浩路社長が就任するタイミングでのスタートであり、値上げのタイミングと合致したことから、KDDIとしてはStarlink Directを付加価値のひとつという位置付けにしていた。そのため、誰でも使えるというわけではなく、あくまでau契約なら使えるという立ち位置にしていたのだった。

そうした路線はソフトバンクも同様だったのだが、NTTドコモは後発だったためか、付加価値という見せ方はせず、一律で無料サービスとして提供したのだった。

そんな競争もあり、KDDIはその後、UQモバイルではコミコミプランバリューととくとくプラン2利用中なら無料というかたちになった。

こうした両社の考え方の違いもあり、そもそもユーザーの母体数に大きな隔たりがあるのだ。

実際、NTTドコモでは対応機種を89機種2500万台超という言い方をしているのに対して、KDDIでは90機種1100万台超となっており、ベースの端末数でも倍以上の違いがある。

つまり、NTTドコモの500万超とKDDIの400万超を単純に比較するのはちょっと違うような気がしている。

ただ、Starlink Directは「圏外時につながる」というイメージで3社とも売り出しているだけに、いたずらに接続した数をアピールすると結果として「地上局につながらなくて困った人たち」の数と思われてしまいがちになるので、あまり訴求しないほうがいいような気がしている。

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日経トレンディ編集記者として、ケータイやホテル、クルマ、ヒット商品を取材。2003年に独立後、ケータイ業界を中心に執筆活動を行う。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。日進月歩のケータイの世界だが、このメルマガ一誌に情報はすべて入っている。

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