責任と仕事ばかり増えて昇給しない…これってやりがい搾取?

 

不満を持つ気持ちはわかりますが、ただ、どうして不満を持つのでしょうか。自分が頑張っていることをもっと認めてもらいたいから? 他の人より頑張っているのにもっと仕事を増やされて不公平だから? 給料が増えずにもっと責任が広がるのは納得いかないから?

これらはどれも承認欲求から来ているのではないのでしょうか。

承認欲求って、戦いの真っ最中に持ち出すものでしょうか。

そんな余裕があるのでしょうか。

今はつべこべ言わず、不公平かどうかなどどうでもよくて、さっさと立ち上がって戦えばいいのではないでしょうか。

きつい言い方をしているようですが、戦争ならこういうことを言っているうちに死にます。

例え、上司が見ていてくれなくても、あるいは上司が正当に評価してくれなくても、自分は見ています。上司の上司は見てくれています。同僚も見てくれています。

なので、ギブ・アンド・テイクのような短絡的な見方をせず、ギブ・ギブ・ギブ・ギブ・アンド・ギブ、くらいの気持ちでいてはどうでしょうか。

後から振り返ると、そういうときに圧倒的に成長します。

私もマッキンゼー時代にソウルの3ヶ月のプロジェクトにアサインされ、終わったときにさあ帰ろうと思ったところ、半年引き留められ、その年の12月にお別れを言おうとしたら、何を言っているんだ、会社は50社もあるから来年1年あれやろう、これやろうと引き留められ、結局10年間続けました。

なぜ自分だけがと思わないわけではありませんでしたが、この10年が人生で圧倒的に成長できたのは間違いありません。言葉の通じない韓国で、コンサルティングという無形な価値を提供し、巨額のコンサルティングフィーも払っていただきました。

アサインメントが理不尽とか、あまり思わず、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

決して後悔されないと思います。

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ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター 東大工学部卒業後、コマツにてダンプトラックの開発に携わる。スタンフォード大学大学院に留学し機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。ソウルオフィスをゼロから立ち上げるなど、14年間活躍。その後、ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業し、ベンチャー共同創業・経営支援、大企業の経営改革、経営幹部育成、新事業創出に取り組む。韓国、シンガポール、インド、ベトナムなどの企業を支援。 著書に 『ゼロ秒思考』 『速さは全てを解決する』 『瞬時に切り返す会話術』 『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』 など、国内27冊、海外30冊、合計138万部超。 内外での講演多数。東京大学、早稲田大学、電気通信大学、北陸先端科学技術大学院大学講師を歴任。

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