飼い猫がトイレを使ってくれないという悩みを抱えている方、けっこう多いですよね。ただし! シンクやバスタブでおしっこをしたがる場合は泌尿器系の病気を抱えている場合もあると、『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』のしんコロさんは言います。
Question
ねこによって「トイレのこだわり」って違うの?
猫ちゃんによって砂の種類や深さにこだわりがあると書かれていますが、以前私と暮らしていた黒猫さんには「おトイレのこだわり」がありました。猫砂(おからの猫砂を5cmくらい)にはおしっこをするだけで「お宝」をしないのです。といってもあたりかまわず落としていくわけではなく教えた板の上(フォトコンテストの写真に写ってしまいました、スイマセン)に置いてくれました。私にとってはじめての子で知識もなくそういう子もいるんだろうと、どんな不満があったのか聞きそびれてしまいました。キレイ好き、超ビビりな性格の子がお宝のほうは隠さないのです。そういう子の話をきいたことがありますか?
しんコロさんの回答
ねこちゃんによっては砂にこだわりがありますね! 質問者さんのねこちゃんは、お宝を埋めるのにはもしかしたらおからのねこ砂では満足できず、リアルな砂が欲しかったのかもしれませんね? その真相は謎に包まれていますが、質問者さんのねこちゃんのように「おトイレを使ってくれない」という悩みはねこ飼いには比較的多いようです。
トイレを使ってくれない理由にはねこ砂の種類や深さの他、トイレの形状や清潔度、そして配置や部屋などによっても変わってくるので、色々と試してみるのが必要ですね。少なくとも、トイレはプライバシーが守られる配置で、いつも清潔にしておくことは最低限必要ですね。
さて、T2 はといえば、ティーちゃんはとってもシモのクセが良いです。必ずトイレでおしっこもお宝もするし、お宝をした時には丁寧に埋めます。しおちゃんがお宝を落としていった後でさえ、それを綺麗に埋めようとします。
一方、しおちゃんはお宝はトイレでしますが、おしっこはトイレでするのがあまり好きではありません。ねこは泌尿器系に疾患がある場合は表面が冷たいシンクやバスタブでおしっこをしたがることがありますが、しおちゃんはそういった症状が無い時でもシンクでおしっこをするのが好きで、時々僕も困ってしまいます。最近は、シンクの縁にフクロウのように止まって、ピューっといわゆる「立ちション」のようにおしっこをする様子を目撃しました。さらに、
先日は僕が寝静まっている夜中に僕のコップの中におしっこをしたのです! 朝目覚めた僕は「あれ? 昨夜のビタミンC サプリ飲み忘れたか?」と思って思わず口元までグラスを運んでびっくり! 間一髪でした。
『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』
著者:しんコロ
ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。
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