各地で記録的な暑さが続いた今年の夏。皆さんの中にも「熱中症になった」「いつも以上に夏バテが酷い」という方もいるかと思いますが、寝巻きにも注意が必要なようです。暑くて睡眠環境も脅かされそうな時、どんなパジャマを着るべきなのでしょうか。メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』に、理想のタイプと素材が紹介されています。
熱帯夜専用服
さて、本日は熱帯夜のお話。
今年の夏は、まさに「生命に危険があるレベルの暑さ」になっていますね。日中の気温が40度近くになるなんて外に出て動くだけで死んじゃいそうです。
そんな危険な暑さは日中だけじゃありません。熱帯夜の連続なんですから。日中の酷暑で疲弊しているのに追い打ちをかける不眠…睡眠不足は日中のパフォーマンスにダイレクトに反映されるので、なんとかぐっすり眠って体調を整えたいものです。
睡眠環境については、いろいろな情報がありますね。基本的には、夜の間の体温と気温の変化を考慮しておくということです。なので
- 冷房は必ず付ける
- 扇風機はタイマーで切れるようにセット
- 扇風機の風が身体に当たらないようにする
- 冷房は付けっぱなし
ということになるわけです。
こうした家電による温度調節以外で重要なのはパジャマです。半袖Tシャツや短パンで寝ていたりしませんか? これは熱帯夜にはぜんっっっぜん向いてないんですよ。
実はパジャマは年間を通して長袖長パンが良いんです。特に夏には半袖短パンは、寝始めのときこそ涼しい気がしますが、夜中に体温が下がり始めると身体を冷やしすぎてしまうんです。
「でも、暑くて眠れない!」という方も是非、生地を考えなおしてください。おそらく年中同じ生地のものを来ているはずです。
夏の夜には
- ガーゼ
- サッカー
- 柳楊
- 麻素材のもの
など薄くて軽く、身体と布の間に空気が抜けるような素材のものがいいんです。触ってみると解りますが、どれもシャカシャカ…というかショリショワしており、生地自体に清涼感があるんです。
ジャージを着てる? あ、ぜんぜんダメですよ。あれはスポーツ用なので、生地が厚く、ゴムもキツめに出来ていて眠るのには向かないんです。また、身体にフィットし過ぎのものも向きません。解放感がなく寝ている間中、締め付けられている感じがして熟睡出来ないからです。
熱帯夜にこそ、長袖長パンのパジャマ。夏素材のものを着て、グッスリ眠りたいですね。
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