一人暮らしで毎日・毎食しっかりと自炊をするのは簡単なことではありません。実家を出たばかりの「初心者」は、どうすればこなせるようになるのでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんがおすすめのレシピ本を紹介しています。
料理1年生もベテランさんも
さて、本日は新しいタイプのお料理のお話。
今月から一人暮らしを始める方が、多分一番驚く家事は
- 料理
でしょうね。知人男性がかつて大学進学して初めて一人暮らしを始めたとき
- 毎日三食用意するって、こんなにタイヘンだったんだ…!
と驚いたと言っていました。
いや、そうなんですよ。ホントにタイヘンなんです。料理をしなれている人がやってもタイヘンなのに、まして料理も掃除も洗濯も、なにもかも初めての家事デビュー生が軽々こなせるわけがない。
そんな方々のためにオススメしたいのが
● 「やみつきバズレシピ」
です。
このレシピのスゴいところは、
- 非常に身近な食材を使っていること
です。出汁なんて、顆粒状のものや出汁の素を使うよう指定されていますから。フツーの料理本なら、「だし ●●カップ」とか書いてあるだけで出汁はどーすんだ問題は、作り手に丸投げですからね( ̄∇ ̄)
また、このレシピは和風とか洋風とか中華とか
- 分野ごとに分けていないこと
もポイントですね。そう聞くと、なんだかテキトーな気がしますか?ですが、まさにそれこそが
- 現代の日本の家庭で
- 日常的に食べられている料理
なんです。和食とか洋食とか中華とかいう分野ごとの区切りは、料理家たちが自分が習得するときに作ったものにすぎず、その意味で、そもそも雑多で気楽でテキトーな日常の家庭料理から遠いものなんです。
お店で食べる料理と家庭料理は、全然違います。家庭料理は
- 美味しくて
- 手軽で
- 安くて
- 栄養が偏ってなくて
- 食べ飽きない
ことが重要で、どんな分野の料理なのかは二の次のはずです。
そういう意味で、日本の家庭料理の本ってなかなかナイんですよね。書いてあるレシピは、どれも失敗なく作れそうなものばかりでまた、単品で食べてもなんとかサマになるものが多いんです。実に
- 一人暮らしで料理デビューしたばかりの人向け
ですね。一人暮らしで料理デビューして、料理に失敗するともうヤル気がなくなっちゃうからね。毎回一品でもいいから美味しく作れて
- 成功体験を積み上げる必要がある
時期だから(*゚∀゚*)
後生畏るべし。Twitter上にアップされる彼のレシピを是非作ってみてください。美味しいものが作れた衝撃こそが、家事を続けていく原動力になりますから。
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