3日に行なわれた衆院予算委員で、共産党の小池晃書記局長と自民党の安倍晋三首相の見解が一致し、大きな拍手を浴びたと朝日新聞が報じた。
共産・小池氏が首相答弁に「感動した」 与野党が拍手https://t.co/XEx4nVWRjo
3日の参院予算委員会で共産党の小池書記局長と安倍首相の見解が一致し、与野党から満場の拍手を浴びる一幕がありました。異例の展開となったのは、女性が職場で決まった服装を強いられている問題に関する質疑でした。 pic.twitter.com/SZodlEF9e7— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) March 3, 2020
小池氏の質問
小池氏は最初に、感染が拡大している新型コロナウイルスへの政府の対応についての問題点について発言。臨時休校を受けた保護者への新しい助成金制度をフリーランスが対象でない点や、貧弱な感染症対策について強く言及した。
続いて、G7のなかでフルタイム労働者の男女間賃金格差が最も大きい点を挙げた。自主性に任せるのみで賃金格差の公表を義務づけていない現状を述べ、「これでどうして是正が進むのか」と厚生労働省の加藤大臣を非難した。また、イギリスでは賃金格差の情報公開を、アイスランドでは同等業務に従事する男女従業員に同額賃金を支払うという証明書の取得を義務づけているなど世界の状況を挙げ、安倍首相に考えを問いただした。
安倍首相の答弁
安倍首相は「ジェンダー平等なくして21世紀の未来を切り開くことはできない」としたが、男女の賃金格差の公表義務化については「その方向性に合致するのか、今後も検討していきたい」と言うに留めた。
そして、小池氏と安倍首相の見解が一致したのは、この後である。小池氏は男女格差の問題のひとつとして「#KuToo」運動を挙げた。安倍首相は、#KuToo運動を「承知している」とし、「職場での服装に関しては、単なる苦痛を強いるような、合理性を欠くルールを女性に強いることは許されないのは当然のことだろうと思います」と答えた。これについて小池氏は「大変大事な答弁だったんではないかと思います」と評価。女性だけに苦痛を強いる服装規定を政治の力でなくしていくという決意表明を改めて安倍首相に求めた。
安倍首相は「職場の服装について、単に苦痛を強いる、合理性を欠くルールを女性のみに強いることがあってはならない。男性と女性が同じ仕事をしているにも関わらず、女性の服装に対してそういう苦痛を強いることはあってはならないことは明確に申し上げておきたいと思います」と答え、小池氏は「大変勇気づけられる答弁だ」「安倍首相との質疑でこういう最後になるというのは、今まで経験のないこと」と笑いを誘い、「前向きに進めるためにこの点では力を合わせたい」と締めた。議場には大きな笑い声と拍手が響いたという。
source:朝日新聞、Yahoo!ニュース
image by:首相官邸HP









