『令和の虎』が違法賭博で活動休止へ。ポーカーだけでなく麻雀も?疑惑否定も次から次と出てくる根深い闇

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起業をめぐる平成のリアリティ番組『¥マネーの虎』を模したYouTubeチャンネル『令和の虎』の出演者による賭けポーカーが発覚した。 賭けに参加した出演者は次々とYouTube上で事実を認めて謝罪し、番組の降板を発表する中、主催者である岩井良明社長がチャンネル上で声明を発表、当面の間『令和の虎』の配信を停止することを明らかにした。 

賭けポーカー発覚の『令和の虎』活動休止へ

『令和の虎』は平成13年に日テレ系で放送された『マネーの虎』を模した起業系リアリティ番組。 ビジネスの成功者「虎」の前で、起業家が事業計画をプレゼン。 認められた起業家は虎からの出資を受けて事業をスタートできるという内容だ。

2018年からスタートした番組は長らく登録者数10万クラスの番組だったが、今年に入って急速に登録者数が増え40万に届いた矢先のことだった。 214日、Twitter上でZ李(Jet Li)氏のツイートでは賭けの精算表の画像が投稿された。

さらにZ李氏は賭博時の画像も投稿して、賭博に関与した出演者は言い逃れのできない状況になった。

清算表の中の名前は『令和の虎』のレギュラー出演者である虎、「武田塾」社長の林尚之氏、「晴れる屋」オーナー・ともはっぴー氏、「年収チャンネル」の植本涼太郎氏の名前があり、3人は賭博の事実を認め謝罪した。

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周辺に賭博の匂いが?過去には出演者で麻雀大会も 

会見では岩井社長は今回の賭けポーカーには関与していないと断言していたが、過去には令和の虎メンバーで麻雀した様子をツイートしている。

もちろん、これが賭け麻雀である証拠はまったくないが、「令和の虎麻雀倶楽部」と称して頻繁に令和の虎内で麻雀を行っていた様子がうかがえる。

さらに『令和の虎』の準レギュラーだった「りらくる」創業者の竹之内教博氏のラインメッセージが流出。そこには「僕はかけ麻雀以外は絶対にしません!誓って!」と記されており、ポーカー以外の賭博行為を匂わす発言で波紋を呼んでいる。

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賭博以上の犯罪?志願者をカモに金を搾取か?

騒動の発端になったZ李氏はさらに衝撃的なツイートをした。 かつて虎の子から虎に成り上がり志願者の出世頭だった「おうちでマジ牛タン」の條隼人氏は1月24日に破産が報じられた。

Z李氏は條氏が破産したのは「令和の虎」たちに絞り取られていたからだとしている。真偽は不明だが、番組に出るだけで1000万円の出演料、他にもポーカー代やキャバクラ代も肩代わりしたと綴っている。

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『令和の虎』実はちょうどいい幕引きか?

もし、Z李の発言が事実としたら、『令和の虎』の闇はかなり根深い。

岩井社長は出演する虎には毎回出演料をもらい、それを製作費に充てていたと発言。出演する虎には一律求めていたもので、條氏だけに徴収していたものではないという。

今回の賭博には関与してなかった青汁王子・三崎憂太氏やりらくる創業者竹之内氏は自身のYouTubeチャンネルで、「あやまちは誰にでもある。だから何度でもやり直せるのでチャンネルの存続を!」と訴えるが、問題はかなりの深刻度とみられ、全容の解明が求められることになりそうだ。

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