住信SBIネット銀行|法人口座で審査落ち・見合わせの理由は?開設できなかった時にやる4つの改善策を紹介

2024.10.30
by MAG2NEWS編集部I
nMfC1gfYi1a1rMw1729579659_1729579984
 

法人口座の審査に落ちてしまい、今後の事業展開に不安を感じていませんか?

一般では「審査がゆるい」と言われる住信SBIネット銀行ですが、実態はかなり厳密な審査基準が設けられています。

しかし、心配はいりません。審査に通らないからといって、あなたの事業計画に問題があるわけではないのです。

実は、法人の審査基準は金融機関ごとに存在しており、たまたまその銀行の基準に合致しなかったのかもしれません。

そこで今回は、住信SBIネット銀行の法人口座に審査落ちした一般的な理由と改善策、さらには、代わりとなるビジネスにぴったりな金融機関まで紹介します。

この記事を参考に、次の法人口座開設に向けて準備を進めていきましょう。

口座維持費 無料
振込手数料
  • 当行宛:無料
  • 他行宛:一律145円
口座開設時間 最短翌営業日
オンライン完結
ビジネスローン金利 年利0.9〜14.0%
融資枠 3,000万円

 

住信SBIネット銀行法人口座の審査落ち!厳しい?よくある見合わせ理由とは

住信SBIネット銀行の法人口座は、一般的に考えられているよりも複雑で厳格な審査があります。

ここでは、住信SBIネット銀行の審査基準の特徴と、審査が見合わされる理由ついて詳しく解説します。

  • 住信SBIネット銀行の審査基準は厳しい?
  • よくある審査見合わせ理由

住信SBIネット銀行の審査基準は厳しい?

住信SBIネット銀行は、オンラインで取引をする銀行とあって独自の審査基準を設けています。特に以下の点で厳しい傾向があります。

  • 事業の実態や将来性:オンラインでの取引が主体であるため、実在する会社であることや事業内容を重視します。
  • 資金の透明性を重視する:法人口座の利用目的が安定性のある業種である場合、資金の流れが明確と判断します。

これらの基準は、不正利用防止やマネーロンダリング対策として厳しく審査しています。

なぜかというと、銀行は犯罪リスクを未然に防ぐ役割があり、近年コンプライアンスを重視しているからです。

内閣府でも法人口座の開設について注意喚起されています。

• マネーロンダリング対策やテロ資金供与対策を目的
• 特定事業者(金融機関等)が特定取引を行う際に、取引時確認(以下の4点の確認)を要求。
 ①本人特定事項 • 法人としての本人特定事項(名称、本店又は主たる事務所の所在地)
• 口座開設申請者個人としての本人特定事項(氏名、住所、生年月日)
 ②取引目的、③事業内容、④実質的支配者

引用:内閣官房日本経済再生総合事務局
法人の銀行口座開設について

よくある審査見合わせ理由

法人口座開設で審査が見合わせられる一般的な理由として、以下が挙げられます。

提出書類に不備がある

オンラインフォームの入力内容と提出書類の情報が一致しない。電子署名が必要な書類への申告漏れなど。

年齢や収入、信用情報などが基準に満たない

未成年や収入が一定基準以下の場合・過去の借入の遅延や自己破産などの記録があるときは審査に影響します。

業種による制限

FX取引や仮想通貨、風俗関連など、一部の業種では審査基準が厳しくなる可能性があります。銀行によって制限される業種は異なるため事前の確認と具合的な事業計画書を用意しましょう。

事業実態が確認できない法人

「ペーパーカンパニー」など、事業実態の乏しい会社は審査が通りにくいでしょう。

法人口座開設をスムーズに進めるために、まずは提出書類を慎重に確認し、事前に銀行の審査基準を満たしているのかチェックしましょう。

住信SBIネット銀行法人口座を開設できなかった場合はGMOあおぞらネット銀行もおすすめ

住信SBIネット銀行の口座開設に落ちてしまったら「GMOあおぞらネット銀行」もおすすめです。

ここでは、GMOあおぞらネット銀行について解説します。

  • GMOあおぞらネット銀行がおすすめな理由
  • GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の違い

GMOあおぞらネット銀行がおすすめな理由

GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、審査基準が比較的柔軟で、特にスタートアップ企業や中小企業に適しています。

法人口座開設をおすすめする5つの理由はこちらです。

  • 申し込みから口座開設まで最短3営業日
  • 24時間365日いつでも取引可能
  • インターネットバンキング利用料が無料
  • 月5回まで振込手数料が無料(同行・他行問わず)
  • 弥生会計・freee・マネーフォワードクラウド会計と連携可能

これらの特徴は、特に新規設立の法人には大きなメリットになります。

スピーディな口座開設、コスト削減、24時間、会計業365日のリアルタイムバンキング、業務の効率化は事業者にとって大変便利なサービスです。

口座維持費 無料
振込手数料
  • 当行宛:無料
  • 他行宛:一律145円(振込料金とくとく会員は129円/件)
  • 毎月20回まで他行宛無料
口座開設時間 最短即日
オンライン完結
ビジネスローン金利 年利0.9〜14.0%
融資枠 1,000万円

 

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の違い

以下は、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の違いです。

  GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行
振込手数料 同行宛て:無料

他行宛て:145円

同行宛て:無料

他行宛て:145円

ネットバンキング利用料 無料/24時間365日 無料/24時間365日
セキュリティ ワンタイムパスワード認証・ID認証・生体認証・認証アプリ・電子証明書 スマート認証NEO
Pay-easy(ペイジー) 対応可能 対応可能
連携ソフト AI自動仕訳

会計ソフト連携

SBI証券との連携

投資サービス

GMOあおぞらネット銀行は、スタートアップ・小規模事業者が口座開設しやすいNo1銀行を目指しサービス提供しています。

そのため、比較的柔軟な審査基準の設定や、設立して1年以内の期間は他行あての振込手数料が毎月20回まで無料など、費用面でもお得に利用できるでしょう。

住信SBIネット銀行で、法人口座が開設できなかったとお困りの方におすすめしたいネット銀行です。

住信SBIネット銀行法人口座の開設の流れと審査期間

こちらでは、住信SBIネット銀行の法人口座開設の手順を解説します。

また、必要書類と審査期間は一般的な銀行とネット銀行では、どう違うのか紹介します。

  • 口座開設の手順
  • 一般的な銀行とネット銀行の必要書類と審査期間の比較

口座開設の手順

住信SBIネット銀行の法人口座開設は、すべての手続きがオンラインで完結します。会社の情報や代表者の情報を入力し、審査に必要な書類を提出します。

下記は、法人口座開設の手順です。

  1. ウェブサイトから会社の基本情報や代表者の個人情報を入力する。
  2. 会社の設立書類や代表者の身分証明書をアップロードする。
  3. 提出した情報や書類に基づいて銀行が審査を行います。
  4. 審査が通れば、口座が開設されます。

書類不備がなければ、審査もスピーディーに進行します。

一般的な銀行とネット銀行の必要書類と審査期間の比較

窓口で申し込む一般的な銀行とオンライン完結できるネット銀行の比較はこちらです。

  必要書類 審査にかかる期間
ネット銀行 会社の登記簿謄本や印鑑証明書、身分証明書など オンライン完結で最短数日から1週間程度
一般的な銀行 登記簿謄本や印鑑証明書、身分証明書に加えて、事業計画書、オフィス賃貸契約書など、多数の書類提出が必要 窓口で面談後、数週間から1か月程度かかることが一般的

この違いから、スピード感を求める企業にはネット銀行が最適でしょう。

 

住信SBIネット銀行の法人口座の審査落ちを回避する方法

ネット銀行は、スタートアップ企業や小規模事業者に一定の審査基準を設けており、審査がゆるいと言われることもあります。

ですが、どの銀行も法人口座開設には厳しい審査を行っているのが現状です。

ここでは、住信SBIネット銀行で法人口座を開設する際に審査落ちしないためのポイントを紹介します。ちょっとした工夫で改善できる内容ですので、参考にしてみてください。

  • 具体的な事業計画書を作る
  • 提出書類を見直す
  • 会社のHPやSNSを作る

具体的な事業計画書を作る

法人口座の審査落ちを避けるために、銀行側が理解しやすい事業計画書を作りましょう。

なぜ事業計画が審査通過に大切なのかというと、あなたの会社の目標とビジョンが示されているからです。

具体的な目標・収益計画・マーケット分析などが含まれていると銀行からの信頼が得られ、審査通過の可能性が高まるでしょう。

提出書類を見直す

ネット銀行で申請する際、チェックしたい項目はこちらです。

  1. スキャンや写真の品質不足:

    文字が認識できない・影や反射ができている。

  2. ファイル形式の間違い:

    指定されたファイル形式(JPEGやPDFなど)以外での提出。

  3. 有効期限切れの書類:

    発行から3か月以上経過した登記簿謄本や印鑑証明書・期限切れの本人確認書類(運転免許証など)

  4. アップロードの失敗:

    古いバージョンの書類をアップロードしている。

これらの不備は、ネット銀行で法人口座を開設する際に比較的起きやすい傾向にあります。すべての手続きがオンラインで完結するため、各書類を正確にアップロードすることを心掛けましょう。

不明な点はメールやチャットでのサポートが受けられますので、気軽に問い合わせることをおすすめします。

 

会社のHPやSNSを作る

法人口座を開設する際に、会社のHPやSNSを作成することは、事業の透明性や信頼性を示す有効な手段です。

申込書にアカウント記載欄がある場合、アカウント名やリンクを記入しましょう。

会社のビジネスモデルや実績、顧客とのやり取りが明確に見えることで、銀行はその企業がしっかり運営されているかどうかを判断しやすくなります。

実際に、SNSやホームページが存在し、定期的に更新されていることは、審査通過の可能性を高める要素となり得ます。

ネット銀行にアピールするためのステップは以下の通り。

  1. ホームページで会社概要、ビジネスモデルを詳細に記載し、事業の目標や成長戦略を伝える。
  2. SNSで定期的に事業に関連する投稿を行い、企業活動を積極的に発信する。
  3. 顧客の声や実績、取引先の紹介などを載せ、会社が信頼されていることを表す。
  4. ホームページやSNSの更新頻度を維持し、活動が継続していることを示す。

これにより、ネット銀行は企業の健全性を確認しやすくなります。

まとめ

法人口座開設は、事業運営の重要な第一歩ですが、住信SBIネット銀行でも予想以上に厳しい審査基準があることがわかりました。

ただし、審査に落ちてしまった場合でも、それは事業に問題があるわけではありません。

住信SBIネット銀行で法人口座の審査落ちを経験した場合は、提出書類の見直し、具体的な事業計画書の作成、会社のHP・SNSでの情報発信など、できることから改善を進め、3〜6ヶ月後の再申請を検討しましょう。

メガバンクと比べ、GMOあおぞらネット銀行は、比較的審査基準が柔軟で、スタートアップ企業や小規模事業者にも対応しています。

最短3営業日での口座開設や、毎月の無料振込サービスなど、事業者に優しいサービスが特徴です。

本記事で紹介した改善策を参考に、あなたのビジネスに合った法人口座開設を目指してみてください。

print

  • 住信SBIネット銀行|法人口座で審査落ち・見合わせの理由は?開設できなかった時にやる4つの改善策を紹介
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け