大切なのは、出来事より気持ち。絶不調から救ってくれる日記の書き方

 

だから、調子がよくてうまくいっている時は、様子や結果を記録するよりも、内面のことを記録して残すといいでしょう。いくら儲かった、どれだけ得をしたということより、その時に何を考えているのか、その時にはどのような気持ちでいるのか、ということを書き残すのです。

そうすれば、固い信念や理念を持っているのなら不調の時にその信念や理念を思い出すことができ、かなり危ない軽い気持ちを持っているのなら不調の時は「あれがよくなかった」と戒めになります。そして、そういう絶好調の時の自分の内面をしっかりとイメージできれば、再び自分の調子を取り戻すきっかけができるのです。

これは、事業で成功をしていることだけに限らず、例えば健康で調子がいい時とか、家族に囲まれて幸せな時とかでもいいでしょう。

その日の出来事を日記に記録するのもいいですが、その時には出来事だけではなくて、自分の内面のことを必ず書き添えるべきです。何を考えたかどんな気持ちでいるのか、ということです。

そうすれば、自分はどんな気持ちの時には調子が良く、どんな気持ちの時には不調になるのか、という自分の内面の波もわかるようになります。

 

今日の発想源実践】(実践期限:1日間)

・営業日誌に「営業の結果の記録」だけではなく、毎日の気持ちや考えなど「内面の記録」を行うとすれば、どんな工夫ができるか。ノートにまとめる。

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