働きアリだけでは滅びる。実は「働かないアリ」も必要な理由

2016.02.24
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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働きアリの中にニートのような「働かないアリ」がいるって知っていましたか?このアリは一日中ボーッとしているか、身体の手入れをしているそうですが…。メルマガ「生物学博士いいなのぶっちゃけていいっすか?」の著者、生物学博士・いいなさんは、この「働かないアリ」のいる集団の方が長続きするいう意外な事実ついて言及しています。

働きアリだけでは滅びる

働かない働きアリ 集団存続に必要 毎日新聞 2016年2月16日

北海道大などの研究チームが発表

コロニー(集団)の中に必ず2~3割いる働かない働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなったときに代わりに仕事をし、集団の長期存続に不可欠だとの研究成果を、北海道大などの研究チームが16日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。

これまでの研究で、働くアリだけのグループを作っても、必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されている。

仕事をする上では非効率な存在で、働かないアリがいることが謎だった。

自然界では、働きアリが全て同時に働かなくなると、必要な卵の世話が滞ってそのコロニーが滅びてしまう。

チームは日本全国に生息するシワクシケアリを飼育し、1匹ずつ異なる色を付けて個体識別した上で1カ月以上にわたって8コロニーの行動を観察。

最初よく働いていたアリが休むようになると、働かなかった アリが動き始めることを確認した。

さらに、コンピューターシミュレーションで、1コロニー75匹の働きアリが全て同じようによく働き、疲れがたまるペースも一緒のケースと、働き度合いがばらばらのケースを比較。

勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、働かないアリがいる方が長続きする傾向があった。

働きアリは、ちゃんと、仕事の効率を考えて、休憩するときは休憩し、働くときは働く。という二交代制をとっているみたいです。

がむしゃらに働くだけではなく、ちゃんと休養もとっているからこそ、効率よく仕事ができるんです。

これは人間でもそうですね。

残業するから、次の日に響いて、仕事の効率が落ちて、また残業しなくちゃいけない。っていう悪循環に陥ります。

自分の力量は自分で見極めて、一日の限られた時間でできることしかやらない!っていう風にしないといけないと思います。

ちなみに、人間は、自分ができると思っている時間より、6割増しで時間がかかる生き物です。

10分でできると自分が思う仕事は、16分かかります。1時間でできると思う仕事は1時間半はかかります。

むしろ、そのくらいの時間で計画して、余裕を持って仕事をするようにすると早く終わったら休憩できるので、次の仕事も気持ちよく取り組めると思います。

実際、働きアリがどれくらい休憩してるのか、非常に興味深いですね。

しかも、アリさんは、不思議な性質を持っているようです。

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