外国人が日本旅行でショックをうける、「20」のヘンなところ

2016.03.24
by erihiro(まぐまぐ編集部)
 

ニュージーランドのメディアが「日本にいったらショックをうけること」について詳しく紹介しています。「日本人はどこでも寝る」、「ラブホというものが存在している」など、観光客ならではの視点で解説。私たち日本人にとっては当たり前のものが、海外からは特異に映るようです。

ここが変だよ、NIPPON!?

ニュージーランドのメディア「stuff.co.nz」が、「初めての日本旅行でショックをうける20のこと」というタイトルで、日本を訪問したときに驚くであろうことについて取り上げています。

「“日本は変、おかしい”と言うのは侮辱ではない。初めて日本旅行する観光客にとって、この素晴らしい島におけるすべてのことが自分たちの国とは全く異なり、この言葉しか当てはまらない。“ここは変”。日本という国は果てしなく魅惑的で、風変わり。ショックなことがたくさんある」という出だしで“日本の奇妙さ”を説明。

私たちが住む日本はどう見えているのでしょうか? いくつかの事例をご紹介します。

英語を話さない

「京都や東京など、観光客にフレンドリーな都市にはたくさんのレストランがあるが、英語のメニューや英語を話すスタッフがいなかった。これは本当にチャレンジングな経験」

一部の店では英語メニューもあるとは思いますが、本当の意味での観光大国・日本を目指すなら、ここはもっと英語対応のサービスを取り入れることが必要かもしれませんね。

とても奇妙な文化

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「日本は美しさ、クリエイティブな変さで飽きることがない。オタクの奇妙なコスプレ服、漫画好きなオタク、ロボットレストラン、ハワイ文化への執着、キュートでふわふわしたものへの愛情。日本はすごく変で、素晴らしいモンスターだ」

オタクやコスプレなどが「変なもの扱い」されるのはよく見聞きしますが、“ハワイ文化への執着”というのは面白い視点です。

日本は、他の国よりも「ハワイ大好き」な人が多いんですね。

ほとんどのATMで銀行カードを受け入れない

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「海外旅行に行くと、国際銀行のATMでキャッシュカードを入れるだけで現金を受け取れるのが一般的。でも日本ではHSBC、セブンイレブン、郵便局のATMのみでしかできない」

セブンイレブンや郵便局はどこにでもあるから、むしろ便利なんじゃないのかと思いますが、不便さを感じているようですね。

日本人はどこでもいつでも眠ることができる

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「どこでも寝てしまうという日本人の凄技に感心してしまうはず。スキー場に行くと、お昼の時間にカフェテリアのテーブルの上に頭をふせて寝ている姿をみる。電車に乗れば、乗客は寝ている。さらに感心することに、目的の駅に着くと彼らは突然起きて降りていく」

海外に行っても、公共の場で寝ている人って少ないですもんね。

これは治安面も影響していると思われるので、“どこでも居眠りできるほど安全な国”なのかもしれません。

“ラブホテル”というものが存在する

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 「薄い壁の小さなアパートに両親とともに同居しているので、ロマンチックな逢いびきの機会を得るのは難しい状況。休憩用のホテル“ラブホテル”に入ると、チェックイン手続きは自動販売機で完了。最も興味深いのはこの奇妙なデザイン。ハローキティーから地下牢まで幅広い」

日本のラブホテル文化は海外の観光客にとってはユニークあるいは奇妙と捉えられているようです。

最近では一般のホテルよりも価格が安いため、中国からの団体観光客がラブホテルに押し寄せているという報道もあります。

中には中国語が話せるスタッフを雇ったり、値引きをおこなったりするホテルも出現しているそうです。

コンビニは本当に便利!

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「発作的にオーストラリアのコンビニでソーセージ・ロールを食べたりする機会があるかもしれません。でもそれだけです。しかし、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニで売っている食べものは本当に質が高い。新鮮で美味しい」

日本のコンビニで売られている商品は約3000種類と豊富。これには海外からきた観光客は驚くかもしれません。

ちなみにこちらは本家アメリカのセブンイレブンで売られている商品です。

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image by: Facebook

なんともアメリカンなラインナップ。

すべてのものが小さい

「日本ではすべての物が最小のスペースを最大限に使うために建てられている。これに慣れるべし。車、家、ホテルの部屋、レストラン、バー、店、道路、すべて小さい。しかし、すべてのものが、しっかりと設計されていて、快適で調和がとれている」

体格が大きい欧米人にとっては、すべてのものが小さく感じるのかもしれませんね。

自動販売機ですべてが買えちゃう!

「ソフトドリンクが欲しい? それなら、自動販売機でゲットしよう。暖かいスープ、タバコ、コーヒー、ビール、新しいTシャツ、インスタント・ヌードル、アイスクリーム、傘、手袋、ホットドックが欲しい? これらすべてのものと、他にもたくさんある変なアイテムや素晴らしいアイテムを日本の自動販売機で手にいれることができる」

日本人にとってはすっかり当たり前の存在になってしまった自販機ですが、観光客にとっては新鮮そのもの。

JVMAによると、日本にある自販機の台数は500万台以上。

日本の自販機台数は世界で1番なのではないかと思うかもしれませんが、アメリカは1,000万台以上です。

しかし、主な自販機が飲料、食品、新聞、タバコなどの商品が売られているので、日本の自販機のように種類の幅はそれほど広くないようです。

ちなみに欧州は400万台以上、中国は7〜8万台だそうです。

世界の自動販売機については、以前にも記事を書きました。

他にも以下のことがあげられています。

  • 古い
  • 新しい
  • 地元の人がすごく親切
  • 外国人は常に歓迎されているわけではない
  • 歩き回るのは簡単
  • 治安がいい
  • 食事が信じられないくらい美味しい
  • 飲むのが好き
  • 日本のバーは最高
  • カラオケは素晴らしい
  • 日本のトイレは興味深い
  • 住所のシステムが狂気
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