イメージとかなり違う。日本人はまだオランダ人を知らない

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オランダと聞いて、多くの人は上の写真のようなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか? ところが、メルマガ『蟹瀬誠一の「ニュースを笑え」』の著者で国際ジャーナリストの蟹瀬誠一さんの知る「オランダ人像」は、私たちの想像とはだいぶ異なるようです。オランダ人の長所・短所、さらに日本人がオランダ人から学ぶべき点とは?

オランダってどんな国? オランダ人ってどんな人?

とにかくケチである。成人男子の平均身長が180センチを超えるのに燃費を考えて窮屈な小型車を選び、近場の用事には自転車を使う。グルメもお洒落もしない。旅行にはもっぱらキャンピングカーを使い、目的地ではゴミは落としてもお金は一銭も落とさない。

ここまで読んで「ああ、オランダ人のことだな」とお分かりの方は相当な海外通である。オランダというと日本では風車とチューリップの国というイメージが一般的だが、欧米ではまず倹約家ダッチ・アカウント(和製英語で割り勘の意味)やダッチワイフ(恋人や妻より安上がりな人形で済ます)という言葉もこうした倹約気質が由来である。「オランダ男から名誉や妻を奪うことができても、カネを奪うことは出来ない」なんてことを言う輩さえいるそうだ。

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