加計・獣医学部の設計図でバレた、疑惑の「建設費192億円」

arata20170831
 

先日、市民団体によりネット上に公開された、加計学園獣医学部の設計図。この図からは、192億円とされる建設費の「水増し疑惑」と、重篤な病気を引き起こす病原体を扱うBSL3の実験室の杜撰な配置等が明らかになりました。同図を入手し詳細に検討したメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、その危険性を指摘し専門家の意見を引きつつ192億円というコストについて疑問を呈すとともに、メディアから逃げ回り続ける同学園の加計孝太郎理事長の姿勢を厳しく批判しています。

建築図面から疑う加計獣医学部の「国際水準」

今治市の市民によって、加計学園・獣医学部の建築図面がネット上に公開された。

それを見た専門家は細菌やウイルスを封じ込める設備の貧弱さを見抜き、建築家は192億円の建設コストが高すぎると指摘した。

市民団体は過大な補助金を今治市から引き出すための建設費水増しではないか、市民が病原体の危険にさらされるのではないか、と不安を募らせる。

人口減少が続く今治市。大学を呼び込んで街の活性化をはかりたい気持ちはわかる。だが、財政は悪化の一途資金の余裕はない

にもかかわらず、獣医学部誘致のために、37億円相当の土地を無償譲渡し、さらに最大で96億円もの補助金を投入する基本協定書を加計学園とかわした。借金でまかなうにしても、市民の税金で返済していくほかはない

加計学園系列の千葉科学大学を設立するのに77億5,000万円にのぼる補助金を負担し、多額の借金にあえいでいる銚子市の二の舞となりかねない。

そんな状況に直面している今治市民が、加計学園・岡山理科大の獣医学部新設にかかわる市の巨額負担を知ったのは、今春になって問題が表面化してからのことだ。

4月に初めて行われた市の説明会では、市民の怒りが噴出し、千葉科学大の吉川泰弘教授(加計学園新学部設置準備室長)に厳しい意見が浴びせられた。その後のマスコミ報道によって「総理の権力私物化疑惑が全国に広がり、獣医学部新設に反対する市民の声が強まっている。

おまけに、加計学園理事長と今治市長が、誘致に賛成するよう議員たちを買収したという疑惑まで持ち上がり、市民が地検に告発する事態に発展している。

今治市などに情報公開を求めてきた市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表は、獣医学部の建築図面を内部告発で入手した。広く意見を求めるため公開しているので、筆者もダウンロードしてみた。

なにはともあれ、獣医学部棟の図面を見てみよう。

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