制作配給、俺。リーマンの自主映画が国際映画祭で受賞の快挙!

2018.05.18
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by ニシム(まぐまぐ編集部)
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サラリーマン監督が自主制作で作り上げたインディペンデント映画唾と蜜』が、ニース国際映画祭で新人監督賞・最優秀音楽賞・外国映画部門最優秀新人賞の計3部門で正式ノミネートされ、ついに見事新人監督賞を受賞するという快挙を成し遂げました。

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ニース国際映画祭は、フランス南東部に位置する世界的に有名なリゾート都市・ニースで毎年開催されている注目の国際映画祭。カンヌ映画祭の数日前の5月6日から12日に開催され、今年も世界各国から個性的かつ将来性のある作品が多数ノミネートされています。

今回新人監督賞を受賞した監督の牧賢治氏は、初の脚本・監督となる短編映画japing』をわずか20万円で制作し、スピルバーグも受賞したヒューストン国際映画祭で短編部門ゴールドに輝いた実績があります。今回の作品『唾と蜜』は、牧監督の自身初となる長編自主映画です。

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映画『唾と蜜』は、配給会社や制作会社を通さず、監督の自主制作で作り上げたインディペンデント映画でありながら、これまでに海外では「LOS ANGELS Cine Fest」SEMI-FINALIST、「HOLLYWOOD SCREENING FILM FESTIVAL」SEMI-FINALIST、国内でも「第4回新人監督映画祭」正式ノミネート、「日本芸術センター 第9回映像グランプリ」最終ノミネートなど、数々の映画祭での実績を誇ります。監督の牧賢治氏は、普段は大阪の広告会社に勤める普通のサラリーマン。本作『唾と蜜』は、土日や平日深夜の作業を経て、構想から約2年の歳月をかけて完成させたといいますから、その熱意と苦労は想像に余りあるものがあります。

「唾と蜜」逆から読むと、「罪と罰」

最先端の音楽性、暗喩を含むセリフの文学性が融合。

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(あらすじ)私立大3回生の吉幸。毎日は退屈だった。持て余す時間と物足りない刺激は、覚えたばかりの性行為とパチンコで誤魔化していた。そんな折り、パチンコ屋でタチの悪そうな男に絡まれる。身の危険を感じたが、男が中学時代の同級生ノブだと気づき事なきを得る。呑みに行き語らううち、ノブが声を用いてあらゆる音を表現するヒューマンビートボクサーであることを知る。HIPHOP、ブレイクビーツの魅力に目覚めた吉幸は、ノブの勧めでクラブ通いを始める。そこで出逢うCLUB ALBAのオーナー兼、麻薬の売人でもある男チバの不思議な魅力に惹かれる。ようやく、オンガクという目標を見つけた吉幸だが……。

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HIPHOPのアート性、その裏に潜むアングラ世界

監督自らの実体験を織り込み、一人の青年の心の葛藤を描いた渾身の衝撃作

映画「唾と蜜」では、本物のHIPHOPアーティストが多数出演協力しています。主演のEINSHTEINは、今やHIPHOPの枠を越えて活躍する最注目若手ミュージシャンの一人。EP『19’s MAP』はiTunes総合チャートで日本人アーティスト1位を獲得し、今年メジャーデビューも果たしました。準主演のSh0hは、ヒューマンビートボックス日本王者、世界大会日本代表。独自の感性でビートボックスをNext Levelへ昇華させ、世界的活躍を視野に入れ、多種多彩な作品を次々とリリースする唯一無二のビートボックスアーティストです。

観客からも絶賛の声多数

上映会に出席した海外の参加者からは「寿司屋でのビートボックスシーンが特に印象的だった!」「ラップバトルのシーンが、とても迫力があった!」と、好意的な感想が多数寄せられました。受賞会場では、地元メディアから取材を受ける一幕も。

本作はすでに今年3月に、東京「アップリンク渋谷」、4月には大阪「シアターセブン」、神戸「元町映画館」で劇場公開を果たし、大きな注目を集めています。次の上映機会を、お見逃しなく!

『唾と蜜』予告編動画

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『唾と蜜』公式ホームページ

情報:PR Times

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