アメリカの主要な金融機関や経済紙などから、これから起こる可能性のあるアメリカの不況と金融危機のシナリオが発表になっている。それらは5つある。これをまとめたので紹介する。(『 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ 』高島康司)
※本記事は有料メルマガ『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』2025年5月9日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。
どんどん出てくる米経済の悪化を示すデータ
インドとパキスタンの緊張、ウクライナ戦争、ガザ戦争、ヨーロッパの極右の躍進など世界ではさまざまな出来事がすごいペースで起こっている。これら世界の他の地域に関する記事を書くつもりであったが、やはり今回もトランプ政権下のアメリカについて書くことにした。やはり、日本に対する影響はあまりに大きいので、情報をしっかりと知っておくことが重要だからだ。
日本の主要メディアではあまり積極的には報道されていないが、米経済の急速な悪化を示すニュースが毎日あふれている。トランプ政権になってから、経済に関してはろくなニュースがない。
その中でも特に際立っていたのは、「コンファレンス・ボード(CB)」の発表だ。「コンファレンス・ボード(CB)」とは、アメリカの民間調査会社、「全米産業審議会(CB)」が毎月、現在の景気、雇用情勢や6カ月後の景気・雇用情勢・家計所得について5,000世帯を対象にアンケート調査し、1985年を100として指数化したものだ。個人消費の先行指数化として重要視され、アメリカの消費者心理をリアルに反映した指標と認識されている。
4月29日に「コンファレンス・ボード(CB)」が発表した4月の消費者信頼感指数は86.0と、前月から7.9ポイント低下して、コロナの拡大が始まった2020年5月以来の低水準となった。エコノミスト予想の87.5も下回った。関税に対する懸念が経済見通しの重しとなっている。
現在の景況感を示す現況指数は0.9ポイント低下し、133.5となった。所得や労働環境の短期的な見通しを示す期待指数は12.5ポイント低下の54.5だった。これは2011年10月以来の最低水準であり、景気後退入りを示唆する80を大きく下回っている。
消費者は労働市場についても懸念を強めている。職が「十分」と「就職困難」の回答から算出する労働市場格差に関する指数は15.1となった。前月の17.5から縮小した。また、今後6カ月の見通しを示す期待指数は2011年以来の低水準に沈んだ。現況指数も下がった。
「コンファレンス・ボード(CB)」のデータは、ミシガン大学による消費者調査の結果と傾向が一致。関税引き上げが経済と雇用市場に打撃を与え、経済の押し下げにもつながるという消費者の不安の強まりを示している。
企業経営者からは、消費者信頼感の低下が需要減少を招くとの懸念が示されている。一方で関税により、消費者は今後さらなる価格上昇を覚悟すべきだと警告する声も出ている。
米国の深刻な不況と金融危機を示す5つのシナリオ
このように、米経済の悪化を示すデータが相次いでいる。エコノミストによっては米経済の深刻な不況入りと金融危機の発生は、もはや回避できないとする意見も多くなっている。米経済の将来を楽観視する観測はほとんどなくなっている。
そのような中、大手の金融機関やメディアから、米経済の不況と金融危機の発生をシミュレートしたシナリオが発表されている。アメリカがどのように不況に入るのか、シナリオはさまざまだ。
そこで今回は、これらのシナリオを5つに整理して掲載する。「The Economic Times」「Finbold」「credaily.com」「Financial Times」などのメディア、「KPMG」「Goldman Sachs」「Morgan Stanley」などの大手の金融機関、またJimerson Birrのようなエコノミストが情報源だ。
以下の5つのシナリオである。
シナリオ1:商業用不動産危機から地方銀行連鎖破綻へ
・発生確率
高(40%〜60%)
・危機の背景
2025年には約9,500億ドルの商業用不動産ローンが満期を迎え、再融資が困難になる可能性がある。地方銀行の多くが商業用不動産への過度な融資を抱えており、特にオフィス物件の空室率上昇と評価額下落が問題視されている。
・危機のトリガー
大手「REIT(不動産投資信託)」の債務不履行が発生。地方銀行の破綻が相次ぎ、信用収縮へと波及。中小企業への融資が滞り、経済全体への悪影響が懸念される。
「Moody’s」「MSCI」などの報告で2025年は「CRE(商業用不動産)」融資の返済難が最大になる年と予測。地方銀行の「CRE」依存度が高いため、数行の破綻はほぼ不可避となる。地方銀行1から2行の破綻(例:First Republic Bank再来)。
単発の銀行破綻は高確率。連鎖破綻に発展するかは「FRB」の介入速度に依存するが、「FRB」を信頼していない現在のトランプ政権では、「FRB」の動きを止める懸念もある。
・波及経路
銀行の貸し渋りから中小企業倒産増へと発展。預金引き出しからパニック的な「取り付け騒ぎ」につながる。そして、金融システム全体への信用不安が拡大する。
・結果
地方銀行破綻100行以上、株式市場急落、信用収縮が発生。中小企業への融資が滞り、経済全体への悪影響が懸念される。「FRB」の緊急資金供給が期待されるも、トランプ政権下では実施できるか不明。
Next: 不況入りは確実?金融危機の始まりを示す残り4つのシナリオとは
シナリオ2:米国債危機(債務上限問題の混乱で米国債格下げ)
・発生確率
中(30%〜50%)
・危機の背景
アメリカの財政赤字は年間2兆ドル超。累積債務はGDPの130%に迫る。米国の国債残高は36.2兆ドルに達し、そのうち9.2兆ドルが2025年に満期を迎える。
「債務上限引き上げ問題」を巡ってトランプ政権が議会との交渉を拒否する。そして、政治的混乱が拡大。トランプ政権下では、債務上限問題を政治カード化する可能性が高く、危機再発の懸念は強い。いまのところ、米国債の格下げは50%前後。技術的デフォルトや市場暴落に直結する可能性は20%から30%程度。
・危機のトリガー
米議会が債務上限引き上げに失敗し、技術的デフォルトが発生する。その結果、格付け会社が米国債を再度格下げする。AA+からAなど。「Fitch」や「Moody’s」、そして「S&P」の格下げリスクはすでに現実化の一歩手前。
・波及経路
米国債価格が急落して利回りが急上昇する。その結果、金融機関の保有債券に含み損が発生する。これでドルの信認が低下して、外資と米資産の売却が発生。ドルの国際的な資本流出が加速する。そして、ドルが暴落する。
・結果
世界的な信用不安が発生し、米ドルの基軸通貨性に挑戦が始まる。
シナリオ3:消費者債務危機からクレジット市場の崩壊へ
・発生確率
中(25%〜40%)
・危機の背景
2025年初頭、消費者の債務残高が増加し、特に低所得層の家計が圧迫されている。特に学生ローンの支払い再開や高金利環境で、消費者の返済能力は低下している。米国債の下落などで金利が上昇すると、クレジットカードや自動車ローンの延滞率が急増。学生ローンの支払いによって家計が圧迫される。
クレジットカードの延滞率は、2024年末で過去10年で最高になっている。さらに自動車ローンと学生ローンの返済遅延も増加中。ただし、住宅ローン市場は堅調であり、サブプライム型の全面危機には至っていない。
・危機のトリガー
クレジットカードや自動車ローンの延滞率が上昇し、金融機関の損失が拡大。その結果、大手消費者金融やクレジットカード会社の債務不履行が発生。また、サブプライム型の「ABS(資産担保証券)」市場が崩壊する。
・波及経路
ローンの延滞率や支払い不能の上昇から信用不安が発生する。これが原因で消費者向け融資が停止する。その結果、家計支出の急減し、GDPの70%を占める消費が崩壊する。
・結果
リーマン級の信用収縮が再現する。その結果、景気後退に陥る。2008年から2009年の金融危機と同じような状況。危機が起きるとすれば、中所得層以下の債務圧迫による「ボトムアップ型危機」となる。
Next: まだある絶望的なシナリオ。日本経済への影響は…
シナリオ4:ドル・通貨危機
・発生確率低
中(15%〜30%)
・危機の背景
トランプ政権の保護主義的な貿易政策や国際機関からの離脱検討が、ドルの信頼性を損なっている。中国やロシアなどがドル建て資産の保有を減らし、人民元やユーロへのシフトを進めている。また、新興国や資源国がドル建て資産の縮小を加速させる。さらに、米国の財政悪化で政治が不安定化。
・危機のトリガー
サウジアラビアが原油取引を人民元に切り替え、ペトロドルを離脱する。また、中国が米国債を大量売却する。
・波及経路
ドル安が進行し、輸入物価の上昇やインフレが加速し、米国の国際的な経済的影響力の低下が進む。トランプの外交孤立主義が進行すれば、ドルの信用失墜が進む可能性がある。外国投資家が米国市場から撤退して資本流出が発生。そして、株価は暴落する。
・結果
通貨防衛のための急激な利上げをせざるを得なくなる。その結果、景気深刻後退に進む。
他方、脱ドル化は中長期的トレンドだが、短期での「通貨危機」は世界中のドル依存性が高すぎて非現実的だとの意見が強い。ドルの覇権の喪失ではなく、ドルの安定性に対するリスクプレミアム増加の形で出る可能性の方が高い。
シナリオ5:AIバブル崩壊からテック企業発の信用不安へ
・発生確率
中(30%〜50%)
・危機の背景
「NVIDIA」や「OpenAI」など、AI関連企業への過熱した投資が続き、企業価値が過大評価されているとの指摘がある。また、収益性の低いAIスタートアップの増加が、投資家の信頼を損なう可能性も指摘されている。2001年の「ドットコム・バブル」崩壊に類似した状況。
・危機のトリガー
AI企業の収益が期待に届かず、決算ショックで暴落する。それが、テック主導の株式市場全体の崩壊を誘発する。
また、すでに中国の生成AI、「Deep Seek」の発表で「NVIDIA」の株は暴落したことがある。中国のテック企業の追い上げは激しい。生成AIとAI全般、ロボット、先端的半導体などのテック分野で、中国企業の先端性を証明する製品が現れれば、「NVIDIA」ショックが繰り返される恐れがある。それが起こると、確実に株は暴落する。
・波及経路
AI関連株の急落が市場全体に波及し、投資家心理の悪化を招く。そして、テクノロジーセクターへの投資縮小が、経済成長の鈍化要因となる。
「Goldman Sachs」や「Morgan Stanley」はAI企業に2001年の「ドットコム・バブル」の崩壊を彷彿とさせる過熱感があると警告。「NVIDIA」などの主力株が大きく下落した場合、市場全体への連鎖が懸念される。
・結果
21世紀型のITバブルが崩壊する。 すると、テック株に投資をしている年金基金や個人資産が大打撃を受ける。この結果、国内の消費は縮小して不況に入る。また、暴落の規模と範囲が大きければ、金融市場全体の再編成が必要になることもある。
「部分的調整」なら、危機の発生確率は70%以上となる。だが、市場崩壊級の「完全バブル崩壊」は今のところ限定的な見通し。
Next: 複数のシナリオが同時に起こる可能性も?日本に甚大な影響が出る…
複数の危機が重なることも
これが、多くの金融機関や経済専門紙が予測する危機の5つシナリオだ。特に1の商業不動産市場の暴落から金融危機に至るリスクの確率は60%と相当に高い。また、シナリオ2と4は連動している。危機のトリガーが米国債になるのか、それとも極端なドル安になるかの違いである。どちらがきっかけでも、それがもたらす効果は同じである。深刻な不況と金融危機を発生させる可能性が大きい。
また、これらの危機が例えばシナリオ1の商業用不動産市場の崩壊、そしてAIのテックバブルの破綻などと平行して起こる可能性も決して否定できない。
いずれにせよ、トランプ政権はパウエル議長が率いる「FRB」とはすこぶす相性が悪い。危機の発生が政治問題化してしまい、「FRB」との対応策の違いから、トランプ政権は「FRB」の危機対応の動きを妨害するかもしれない。すると、危機の拡散には有効な手立てが採れなくなり、危機は一層拡大することだろう。
これら5つのシナリオは、多数の金融機関や経済紙のレポートをまとめたものである。どれも起こる可能性は否定できないと思う。本当に起こると、日本にも甚大な影響があるので、要注意だ。
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- 第849回 アメリカが不況と金融危機に陥る5つのシナリオ、コルマン博士の論文、太陽と意識の変化(5/9)
- 第848回 経済危機の中でよみがえる現代の終末論、ジョニー・パトリの5月予言(5/2)
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- 第805回 7月21日にバイデン擁立宣言で一層深まる危機、パーカーが予言する世界中の革命(7/5)
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- 第797回 170円までは軽く進みそうな円安、金利差だけが原因ではない、パーカーの最新予言、エクソコンシャスとはなにか?(5/10)
- 第796回 ドル覇権維持のカギはビットコインか?、5月の食糧危機説検討、極端な円安で食糧危機は起こるか?(5/3)
- 第795回 デジタル通貨移行後、ドルの覇権を維持するのはビットコインか?その1、現金の流通禁止で高度管理社会(4/26)
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- 第787回 次第に高まるNATOとロシアの直接対決の危機、ロシアのヨーロッパ侵略予言の再検証(3/1)
- 第786回 高株価で盛り上がっているが、いったいなにが起こっているのか?、パーカーが予言する次のロシアのリーダー(2/23)
- 第785回 米経済は本当に好調なのか?、明らかになる別な指標、パーカーの英王室予言(2/16)
- 第784回 なぜヌーランドはキエフに?、アメリカのイラン攻撃はあるのか?日本への影響、2024年の世界の心霊予測(2/9)
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- 第782回 「プロジェクト2025」で激変する「FRB」、金本位制の導入か?、来年5月の「WHO」新条約、プレヤーレンの警告(1/26)
- 第781回 トランプ政権とホワイトハウス独裁制、プロジェクト2025の脅威、プレヤーレンが警告する未来(1/19)
- 第780回 嵐の前の静けさか?、暴力化する米大統領選挙、プレヤーレンが明かす驚くべき情報(1/12)
- 第779回 日本の2024年は1995年とシンクロするのか?、2024年5月の予言(1/5)
- 第778回 2024年はなにが起こるのか?加速する不安定な世界 その1、複数のサイキックが予言をする2024年(12/29)
- 第777回 なぜ安倍派と二階派だけが狙われるのか?「CSIS」の過去のレポートに見るアメリカの警戒感、プレヤーレンが語るアヌンナキの真実(12/22)
- 第776回 日本では報道されない世界の最先端テクノロジーの開発状況、アナンド君の2024年予言(12/15)
- 第775回 2024年にアメリカ不況入りの可能性大、いま米国内で実際に起こっていること、パーカーの2024年予言 その5(12/8)
- 第774回 中国経済は日本のように長期停滞するのか?パーカーの2024年予言 その4(12/1)
- 第773回 これから正念場になるガザ戦争、日本も巻き込まれるか?パーカーの2024年予言 その3(11/24)
- 第772回 米国覇権凋落の反映、ガザ戦争による認識の変化とドゥーギンの思想、パーカーの2024年予言 その2(11/17)
- 第771回 「ガザ」の完全占拠とベングリオン運河、イスラエルの世界戦略と「ガザ」戦争、パーカーの2024年予言 その1(11/10)
- 第770回 イスラエルの民族浄化作戦、真の狙いはやはり東地中海のガス田か?笹川氏がマイヤーに会いにきたのか?(11/3)
- 第765回 ウクライナの本当の戦況、失敗しつつある反転攻勢、リモートビュワーが見た2050年の未来(9/29)
- 第764回 アメリカは本気だ、緊張するアジア、2025年5月になにが起こるのか(9/22)
- 第763回 中国包囲網のためにインドネシアのカラー革命を仕掛けるアメリカ、明らかに増えているコンタクティー(9/15)
- 第762回 AIの活用で現実化するベーシックインカム、パーカーのトランプ予言、プレヤーレンの最新コンタクト記録(9/8)
- 第761回 誰がプリゴジンを殺害したのか?プレヤーレンが明らかにするジョージャ・ガイドストーンの謎(9/1)
- 第760回 BRICS決済通貨はどうなるのか?統合しつつある中ロの経済圏、グリア博士のインタビュー その2(8/25)
- 第759回 やはりアメリカは不況になる可能性大、スティーブン・グリア博士の最新インタビュー その1(8/18)
- 第758回 予想を越えたニジェールのクーデターの影響、多極化のさらなる進展、プレヤーレンの最新コンタクト(8/11)
- 第756回 報道されないウクライナの最新情勢、米国経済が不況に突入する可能性、グリア博士の最新情報 1(7/28)
- 第755回 ワグネルのいま、ベラルーシがポーランドの侵攻に備える、アポロ11号のウソを暴いたビデオ(7/21)
- 第754回 政治交渉しかなくなるウクライナ戦争、コルマン博士の語るAIの起源 後半(7/14)
- 第753回 不安定化する欧州、エノクの預言を再び見る(7/7)
- 第752回 プリゴジンの反乱で実際にはなにがおこっていたのか?日本では報道されていないこと、コルマン博士の語るAIの起源 前半(6/30)
- 第751回 変化するグローバルトレンド、文明の風は東アジアから吹いている、プレヤーレンが警告する新たな変異株(6/23)
- 第750回 日本では報道されることのないウクライナの戦況、今後はNATO地上軍介入?プレヤーレンが提唱する抗認知症薬(6/16)
- 第749回 ウクライナの戦況はどうなっているのか?予想以上に好調なロシア経済、コルマンインデックスの見通し(6/9)
- 第748回 これから日本の外交はバランスが取れるのか?、ロシアは解体されるのか?プレヤーレンの最新コンタクト記録(6/2)
- 第747回 レイ・ダリオの歴史サイクルから見たアメリカの危うさ、レイモンド・ホイーラーの歴史サイクル(5/26)
- 第746回 債務上限引き上げ問題と金融危機、GEABが指摘する意図的な危機、パーカーの最新予言(5/19)
- 第745回 これから破綻懸念のある米銀行リスト、金融危機は起こるのか?、プレヤーレンの77の言葉(5/12)
- 第744回 脱ドル化による覇権転換のブラックスワンが始まったのか?コンタクト記録にある次の金融危機(5/5)
- 第743回 脱ドル化の流れがコントロール不能になるようなことはあるのか?、マイヤーが語るこれから起こること(4/28)
- 第742回 「LEAP/2020」が予測する基軸通貨転換のステップ、プレヤーレンが伝える死後の状態(4/21)
- 第741回 不況入りが確実なアメリカ、いま何がおくているのか?ヒトラーの真実 その2(4/14)
- 第740回 AI革命に日本は抵抗?、世界に取り残された水たまりの輝き、プレヤーレンが語るヒトラーの真実(4/7)
- 第739回 2023年はシンギュラリティーの出発点か?、シンクロ変化、プレヤーレンが帰還する2029年(3/31)
- 第738回 米国は中国の和平案を受け入れかも、ワシントン界隈の意外な変化、プレヤーレンの帰還の準備(3/24)
- 第737回 2023年は決定的な転換点、SVB破綻とAIの時代をつなぐもの、プレヤーレンは警告する金融危機(3/17)
- 第736回 ロシア軍のキーウ総攻撃はあるのか?ドゥーギンの論文から読み解く、「エクソコンシャス・ヒューマンズ」の訓練(3/10)
- 第735回 中国外務省が発表した驚愕の外交方針、米中対立は決定的か?、「エクソコンシャス・ヒューマンズ」とはなにか?(3/3)
- 第一章 新型コロナウイルスの真実 その4を掲載しました(2/28)
- 第734回 ノルドストリームの破壊は米海軍がやった、気球で危機を煽ったバイデン、プレヤーレンの最新コンタクト記録(2/24)
- 第733回 始まったロシア軍の全面攻勢、ロシアが勝ったらどうなるのか?パーカーのトルコ・シリア地震、スノーデンの警告(2/17)
- 第732回 一線を越えた欧米のエリート、戦前の日本の指導者に似てきた!、ブラウン博士の最新リモートビューイング(2/10)
- 第731回 変動する基軸通貨システム、次の決済通貨は本当に人民元なのか?、プレヤーレンが警告する次の金融危機(2/3)
- 動画を更新しました。ブリンケン米国務長官からウクライナ戦争の和平案が提起された可能性があります。(2/2)
- 第730回 ウクライナ戦争の大きな転換点か?マクレガー大佐が伝える最新情報、プレヤーレンのAI警告(1/27)
- 第729回 アメリカのインフレは本当にコントロールできているのか?実際は15%?ティテルの2023年予言(1/20)
- 第728回 アメリカの「大辞職時代」、なにが起こっているのか?マイヤーが語るロッソフォビアの源泉(1/13)
- 第727回 2023年のアメリカに不況は本当に来るのか?プレヤーレンが語る最古の人類(1/6)
- 第726回 なぜ中国で感染拡大しているのか?新しい変異株なのか?パーカーの2023年欧州予言 後半(12/30)
- 第725回 来年のウクライナはどうなるのか?第3次世界大戦への第一歩か?パーカーの欧州予言(12/23)
- 第724回 アメリカは景気後退か?日本では報道されない実態、プレヤーレンの最新コンタクト記録(12/16)
- 第723回 中国のゼロコロナ抗議運動の実態と今後、どうなるのか?ニューロオプティマルの驚き(12/9)
- 第722回 ロシア軍の全面攻勢は12月10日から19日か?ウクライナ戦争の転換点、パーカーの中国予言(12/2)
- 第721回 まだまだ強いトランプ、2024年の大統領選に勝つ可能性はあるのか?、パーカーの2023年予言 その2(11/25)
- 第720回 コロナの第8波を主導するのはどんな変異株か?プレヤーレンが警告するコロナの新たなパンデミック(11/18)
- 第719回 米中間選挙とウクライナ、日本では知られていないキリスト教福音派のプーチン支持、パーカーの米中間選挙後の予言(11/11)
- 第718回 ロシア軍は思っているほど負けてはいない、これから起こる別な危機、パーカーの2023年予言(11/4)
- 第717回 日本ではイギリスのようなことは起こらないのか?プレヤーレンの最新コンタクト記録(10/28)
- 第716回 ペトロドルは本格的に終焉か?ある中央銀行の動き、プレヤーレンの最新コンタクト記録(10/21)
- 第715回 ロシアミサイル攻撃の意味、アロイス・イルマイヤーの第3次大戦予言 後半(10/14)
- 第714回 急変する情勢、ウクライナの戦況、台湾は大丈夫か?アロイス・イルマイヤーの第3次大戦予言 前半(10/7)
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- 第713回 日本の根源的な構造とさらなる停滞、プレヤーレンが警告するロシアの今後(9/30)
- 第712回 上海協力機構の成功と新たなカラー革命の懸念、プレヤーレンの最新コンタクト記録(9/23)
- 第711回 ウクライナが経験するのはバルジの戦いなのか?これから起こりそうなこと、ニューロオプティマルの驚異的な効果(9/16)
- 第710回 ウクライナ軍は勝っているのか?本当の戦況、パーカーのトラス新首相とイギリス経済の未来(9/9)
- 第709回 政変の可能性すらある不安定なゼレンスキー政権、パーカーが語るダイアナ妃の死の真相 その2(9/2)
- 第708回 ドゥーギンの娘の殺害の余波、パーカーが語るダイアナ妃の死の真相(8/26)
- 第707回 ロシアの欧米との完全決別宣言、プレヤーレンの最新コンタクト記録(8/19)
- 第706回 新国際決済通貨の設立で金融危機は起こるのか?プレヤーレンの最新コンタクトと警告(8/12)
- 第705回 次の標的は中国か?ブレジンスキーのシナリオを実施するバイデン政権、プレヤーレンの瞑想法(8/5)
- 第704回 パンデミックの第7波は今後どうなるのか?日本の感染者数は世界トップクラス、プレヤーレンの宇宙観 その5(7/29)
- 「未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ」レビューご協力のお願い(Amazonギフト券プレゼント)(7/26)
- 第703回 9月に勝利宣言しそうなプーチン、報道されないウクライナ軍の損害、プレヤーレンの宇宙観 その4(7/22)
- 第702回 安倍元首相の殺害が意味するもの、複眼的な視点から、プレヤーレンの宇宙観 その3(7/15)
- 第701回 日銀の債務超過はすでにカウントダウンか?プレヤーレンが語るウクライナ戦争の真実(7/8)
- 第700回 やはり実態が伝えられないウクライナ戦争、武器の支援は継続可能か?プレヤーレンの宇宙観と人類の進化 その2(7/1)
- 第699回 敗北するウクライナ、もっとも信頼できる戦況分析、最新情報、プレヤーレンの宇宙観(6/24)
- 第698回 日本で食糧危機の可能性はあるのか?プレヤーレンの最新コンタクト記録(6/17)
- 第697回 ロシアの新たな国際決済通貨、プレヤーレンの最新コンタクト、強毒化するコロナ(6/10)
- 第696回 ウクライナは負けるのか?日本では報道されないウクライナ軍の実態、マイヤーと話したウクライナ政府高官(6/3)
- 第695回 ウクライナ戦争でミャンマー情勢に変化か?、プレヤーレンが明かすゼレンスキーの正体(5/27)
- 第694回 ウクライナは本当に戦争に勝っているのか?専門家の語る戦況、プレヤーレンの偽旗作戦の予言(5/20)
- 第693回 ロシア経済は崩壊するのか?その現状、プレヤーレンのプーチン失脚予言(5/13)
- 第692回 ウクライナで本当に起こっていること 後編、マイヤーにコンタクトしたウクライナ政府の要人(5/6)
- 第691回 アゾフ大隊の真実、ウクライナで本当に起こっていること 中編、グリア博士の過去の警告(4/29)
- 第690回 始まったグレート・リセット、ウクライナで本当に起こっていること 前半、驚くべきペンタゴンの最新レポート(4/22)
- 第689回の記事の音声(4/15)
- 第689回 ロシア国防省が主張する生物兵器実験室の詳細、「エノクの預言」は的中するか?(4/15)
- 第688回 インサイダーなのか?不気味な計画、マイヤーの最新コンタクト、続くコロナ(4/8)
- 第687回 ロシアのデフォルトは日本の財政危機の背景になるか?マイヤーの最新コンタクト記録(4/1)
- 第686回 なぜロシア人はプーチンを支持するのか?ロシアの世界観、パーカーのウクライナ予言(3/25)
- マイヤーの警告(3/24)
- 第685回 なぜロシア軍はウクライナの民間施設を攻撃しているのか?ぞっとする過去のウエブボット(3/18)
- 第684 2022年に日本は大丈夫か?日本国債の危機 後半、西欧の昔からあるロシアの侵攻予言(3/11)
- 第206回 ウクライナ侵攻とビットコイン(3/8)
- 第683回 エノクの預言は実現してしてしまうのか?、不安感を克服する方法(3/4)
- 第682回 2022年に日本は大丈夫か?日本国債の危機 前半、「プレヤーレン」の不気味な警告(2/25)
- 第681回 対ロシア制裁は経済危機の引き金になるか?マイヤーの最新コンタクトが語るウクライナの今後(2/18)
- 第680回 ウクライナ問題の背後で進むロシアの次の一手、中東覇権の確立か?プレヤーレンが語る未来人(2/11)
- 第679回 見えたプーチンの真意、ロシアが勝った?リンダ・モートン・ハウの最新情報 その1(2/4)
- 第678回 なぜ欧米とロシアは対立しているのか?戦争はあるのか?プレヤーレンが語る自然災害とコロナ(1/28)
- 第677回 日本では報道されていないオミクロン株の実態、ジョン・ホーグの2022予言(1/21)
- 第676回 おそらく仕掛けられたカザフスタンの騒乱、プレヤーレンが警告するマイナス金利の導入(1/14)
- 第675回 2022年の予言特集、次の蔓延はナイジェリア変異種か?マイヤーの警告とティテルの予言(1/7)
- 第674回 ロシアのウクライナ侵攻はない?、アカシックレコードの記録(12/31)
- 第673回 英国のオミクロン株は変異型か?トランプのクーデターか?前半、パーカーのアメリカ予言(12/24)
- 第672回 未報道のオミクロン情報、米中テクノロジー対決の最新レポート、パーカーの欧州予言(12/17)
- 第671回 オミクロン株はカゼ化している?日本では未報道の情報、パーカーの予言するロシアの未来(12/10)
- 第670回 オミクロン株はヨーロッパで発生した?日本では未報道の内容、マイヤーの最新コンタクト記録(12/3)
- 第669回 ワクチンはどこまで効いているのか?その実態、プレヤーレンの緊急警告(11/26)
- 第668回 アメリカは本当に大丈夫なのか? 国内の危険な状況 その2、マイヤーの最新コンタクト記録(11/19)
- 第667回 アメリカは本当に大丈夫なのか? 国内の危険な状況 その1、デイムス少佐の最近の情報(11/12)
- 第666回 プレヤーレンの最新予言、コロナは今後どうなるのか?パーカーの2022年予言(11/5)
- 第665回 トランプ派の復権か?議事堂侵入はFBIが計画か?その1、ニコラ・テスラは殺害された?(10/29)
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- 第661回 いま起こりつつある変化、これは脱資本主義の動きなのか?前編、ニッキーとパーカーの最新予言(10/1)
- フナイ無料オンラインセミナーのご招待(9/26)
- 第660回 スマートロジスティックスとデジタル人民元、最近デビッド・ウイルコックが言っていること(9/24)
- 第659回 日本は危機に対処できるか?メルトダウンする政府と官僚機構、「プレヤーレン」の最新コンタクト記録 後半(9/17)
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- 第656回 アフガンの崩壊は意図的か?日本も無縁ではない米の戦略 前半、プレヤーレンの語るアフガンの未来(8/27)
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- 第635回 新型コロナウイルス最新情報、トランプ支持派はどうなったのか?サイキックが見た新型コロナウイルスの起源(4/2)
- 第634回 新型コロナウイルス第2世代の変異株か?ミャンマーは内戦化するのか?タイムスリップの経験(3/26)
- 第633回 ビリー・マイヤーの新型コロナウイルス警告、クレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言(3/19)
- 第632回 高齢者へのワクチン接種の有効性、変異株の最新情報、マイヤーの最新コンタクト記録(3/12)
- 第631回 新型コロナワクチンの危険性は?英科学者団体の公開質問書の警告(3/5)
- 第630回 バイデンのアジェンダは「グレーと・リセット」か?ロシアとの緊張 後半?的中しているホーグの2014年予言(2/26)
- 第629回 バイデンのアジェンダは「グレーと・リセット」か 前半?「国防情報局」が認めたUFOの調査(2/19)
- くにまるジャパン極出演(2/14)
- 第628回 少し見えてきた「グレートリセット」の具体的な中身、クレイグ・ハミルトン・パーカーのトランプ弾劾予言(2/12)
- 第627回 バイデン政権の背後にいる勢力 前半、マイヤーの最新コンタクト記録(2/5)
- 第626回 「Qアノン」を仕掛けたチームとその正体 後半、ビリー・マイヤーの最新コンタクト記録(1/29)
- 第625回 「Qアノン」を仕掛けたチームとその正体 前半、コルマン博士の最新記事(1/22)
- 第624回 「Qアノン」の正体とはなんだったのか? マヤカレンダーが明らかにするAIの意味 その1(1/15)
- 第623回 トランプの背後にいる本当の勢力、カール・ヨハン・コルマン博士が最近言っていること(1/8)
- 第622回 結局トランプとはなにものなのか?背後にいる勢力、イスラエルが明かす地球外生物の実態(1/1)
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- 第614回 厳しさを増す米国の状況、ジョン・ホーグの最新大統領選挙予測(11/6)
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- 第612回 すでに2008年の論文に新型コロナウイルスが記載されていた?不気味な論文、マイヤーの最新コンタクト記録(10/23)
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- 第592回 「Qアノン」も扇動する抗議運動の高まり、やはり我々は「エノクの預言」に向かっているのか?(6/5)
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- 第591回 米国防総省の対中国方針、ウイルスが人工的に作成された可能性?プレヤーレンが明かす危険ないまの状況(5/29)
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- 第587回 パンデミック以降の世界を展望する その2、国家が対立する動乱期に突入か?(5/1)
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- 第585回 日本では報道されていない新型コロナウイルスの最新情報、プレヤーレンが語る新型コロナウイルスの真実(4/17)
- 第584回 緊急事態宣言後も蔓延は拡大か?クレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言(4/10)
- 第583回 日本では未報道の新型コロナウイルスの最新情報、パーカーの新型コロナウイルスの最新予言 前半(4/3)
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」(2025年5月9日号)より一部抜粋・再構成
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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