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ChatGPTはひとりブレストに活用すべし。デザイナー・起業家・怒りの専務・議事録まとめの秘書まで登場させる、連続起業家・けんすうの実践活用法

ChatGPTの能力の高さについて書かれた記事をよく見ますが、それを仕事に具体的に活かす方法は知らない人も多いでしょう。今回は連続起業家で、次々と斬新なアイデアを生み出すアル開発室のけんすう氏がChatGPTでブレストに挑戦しました。その高度な内容に誰もが驚くはず。(『 「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア 「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア 』)

※本記事は有料メルマガ『「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア』2023年3月17日号の一部抜粋です。メルマガはほぼ毎日発行中。興味を持たれた方は、ぜひこの機会に初月分無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:古川健介(通称けんすう)
アル株式会社代表取締役。学生時代からインターネットサービスに携わり、2006年リクルートに入社。新規事業担当を経て、2009年に株式会社nanapiを創業。2014年にKDDIグループにジョインし、Supership株式会社取締役に就任。2018年からアルを創業。

ChatGTPとのブレストがやばい

こんにちは!最近、ブレストをChatGTPとしているのですが、これはかなりやばく、自分の仕事に多大な影響を与えています。

これのやり方をちらっと紹介すると、割と反応がよかったので、実例とともに書いてみました。

ちなみに一応解説しておくと、OpenAIという企業によって開発されているChatGPTは、人工知能の一種である自然言語処理技術を用いて、自然言語での会話を可能にするチャットボットです。

ChatGPTでは、過去の文章や対話の情報を学習し、それを基に人間と同じように応答することになったのがすごいところです。

<ブレスト方法>

結論でいうと、自分がファシリテーターになって、ひたすらChatGPTにいろいろな角度で話してもらうというだけです。

これを使うと、とにかく頭が刺激されるのでオススメです。

といってもよくわからないと思うので、実例をみていきます。

新しい文房具の企画に挑戦

まず質問からいきます。僕は、たとえば以下のようにいれます。社会人にとって魅力的な文房具を企画したい、という会議という設定です。

あなたはブレストに参加している一個人です。ブレストにおいて、個性的なアイデアを出すことで、他の参加者に対して、刺激を与える役割です。

「社会人にとって魅力的な文房具とは?」という題材を、思いもよらなかった観点から見ることで、新しいアイデアを出す会議において、15個ほど発想してください。
役割を与えてあげたり、数を指定するとうまくいきやすいです。このあたりは、深津さんの方法を参考にしてみてください。

※参考:ChatGPTの精度を上げる、あらゆる質問の最後に置く「命令」 優秀な壁打ち相手を作る、「チャットAI力」の高め方 – ログミーBiz

するとこんな感じで返ってきます。

1. オフィス植物ペン: 緑化効果とストレス軽減を兼ね備えたペン。
2. 香り付きインク: リラックス効果のある香りで書くことができるボールペン。
3.マッサージ機能付きペン: 手のひらにフィットし、マッサージ効果を発揮。
4. ソーラー充電式ペン: ソーラーパネルで充電し、夜間でも光るペン。
5. 3Dプリンターペン: 手書きで3Dオブジェクトを作成可能。
6. バイオディーゼル製消しゴム: 環境に優しい、バイオディーゼル製の消しゴム。
7.エアコン機能付きノート: ノートを開くと涼しい風が出る、夏向けの文房具。
8.ストレスボール付きノート: ノートの表紙にストレスボールが付いていて、使いながらストレス解消。
9.音楽再生機能付きファイルフォルダ: 書類整理しながら音楽を楽しめる。
10. セルフクリーニングファイル: 汚れが付いたら自動できれいになるファイル。
11.モジュール式デスクオーガナイザー: 好みの形状やサイズにカスタマイズ可能なデスクオーガナイザー。
12.スマートハイライト: テキストを読み取り、重要な情報を自動でハイライトするペン。
13.セルフシャープニング鉛筆: 使用中に自動で先を削る鉛筆。
14.マルチタスクシザー: シザー、定規、ボックスカッターなど、多機能なシザー。
15. 声で操作できるペーパークリップ: 音声コマンドで開閉できるペーパークリップ。

よくわからないのも含めて、独創的なアイデアがでました。

Next: さらに独創的で具体的なアイデアに落とし込む

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