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東京五輪「中止」で確定していた? 安倍首相「完全な形で開催」発言が持つ裏の意味

コロナ感染者が再び増加している今、バッハIOC会長が東京五輪延期宣言を出すのを待って、安倍首相が放った一言を思い出してください。「東京オリンピックを完全な形で開催する決意を固めた」と言いました。裏を返せば、「完全な形で開催できなければ、東京オリンピックは中止になる」と言ったのです。(『カレイドスコープのメルマガ』)

※本記事は、『カレイドスコープのメルマガ』 2020年7月17日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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すでにコロナ感染拡大「第2波」か

新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除直後から、東京を中心に各地でクラスター感染が猛威を振るうようになりました。

連日3桁の新規感染者を出している東京都の小池都知事は、第2波を警戒して「PCR検査数を増やしたからだ」とのたまわっています。

しかし、データをしっかり読み込めば誰でも分かるように、これもまた「大嘘」で、PCR検査数の集計方法を変更したに過ぎないのです。

つまり、感染してしまったのではないかと心配になって、検査をしてほしいと保健所や病院にかけあっても、東京都は、これまで医療崩壊を恐れて追い返していましたが、それは、今でも同じであるということです。

むしろ今回は、お年寄りより20歳代〜30歳代の若者が感染拡大の中心になっていることから、対策が後手後手に回ると、以前よりいっそう深刻な事態に陥ることが予想されます。

「東京2020オリンピック」実現可能という詐欺

この背景には「2021年の幻の東京オリンピック」が、あたかも実現可能であるかのように装いながら、経済界の投資意欲を削がないようにしようという東京都と政府(主に経済産業省)の「詐欺」があるのです。

バッハIOC会長が東京オリンピック延期宣言を出すのを待って、安倍首相が放った一言を思い出してください。

「東京オリンピックを完全な形で開催する決意を固めた」と言いました。裏を返せば、「完全な形で開催できなければ、東京オリンピックは中止になる」と言ったのです。
※参考:安倍首相「東京五輪を完全な形で開催」- 日テレNEWS24(2020年5月29日)

その後、姑息にも、またまた「完全な形の定義を修正」してきました。安倍官邸ならではの得意技です。
※参考:政府、「完全な形」の定義修正 東京五輪簡素化に合わせ – 時事ドットコム(2020年6月12日配信)

ですから、この時点で「中止」は確定したのです。

Next: 政府は、今までどんな目標を掲げてきたのでしょう。目玉は、「東京オリン――



東京五輪を踏み台にした数々の計画

政府は、今までどんな目標を掲げてきたのでしょう。

目玉は、「東京オリンピックまでに、世界中から集まる人々の便宜を図るためにデジタル通貨を普及させる」ことでした。その延長線上には、「東京をアジアの金融ハブにするための電脳都市化を進める」計画があるわけです。

政府は、東京オリンピックを「スマートシティー化への飛躍のバネ」にしようとしていたのです。

そのオリンピックが取っ払われてしまった今、東京都の「スーパーシティー構想」と「ムーンショット目標」が剥き出しになっただけのことです。

残念ながら、絶望的に能力が低い安倍政権では、最初から「絵に描いた餅」であって、経済界も本音では実現不可能であると見ているはずです。

1940年「東京五輪中止」の古傷

今から80年前の1940年、何が起こったのか思い出してください。

1940年9月21日から東京都(当時は東京市)で開催されることになっていた東京オリンピックは、日中戦争(支那事変)の影響によって突如、中止が宣言されました。

このわずか1週間後の1940年9月27日、日本政府は「日独伊三国同盟条約」に調印し、あっという間に大東亜戦争に突き進んでいったのです。

日本は第二次世界大戦の枢軸国のかたちをとりながら最初のうちは善戦するも、最終的には欧米列強の物量作戦に負けて、世界で最初の原爆投下国になるというもっとも悲劇的な運命を歩むことになったのです。

「補償なきロックダウン」という現代のインパール作戦

よくケーススタディーとして引き合いに出されるインパール作戦ですが、この作戦で命を落とした3万人の日本軍兵士は、知性の欠片もない軍参謀の無謀な計画が招いた餓死と病気によって戦わずして殺されたのです。

繰り返しますが、「3万人の日本軍兵士を殺したのは誰」ですか? 前戦には決して出ることのない高級将校たちです。

このときのインパール作戦とまったく同じことが、これから安倍政権と小池百合子都政によって行われようとしているのです。

「補償なきロックダウン」によって、大量の自殺者だけでなく餓死者まで出てくる可能性があるということです。

まだ分からなければ、インパール作戦で何が行われたのか自分で勉強して理解してください。そうでなければ、「見えない真犯人」によって国民が殺される可能性さえ出てきたのです。

Next: そもそも、日本が第二次世界大戦に引き込まれて、最終的に広島、長崎に――



見えない真犯人は誰か?

そもそも、日本が第二次世界大戦に引き込まれて、最終的に広島、長崎にナチス製の原爆を投下されるという歴史上もっとも悲惨な経験をする国になった本当の原因を理解していますか?

発端は、1937年7月7日、北京西方の盧溝橋で響き渡った「謎の銃声」です。

盧溝橋の両端では、日本軍と中国軍(当時:支那軍)の両軍兵士が一触即発の状態で対峙していました。この「謎の銃声」の主は、劉少奇率いる中共軍でした。

この事実は中国共産党の政治史に明記されていることで、中国共産党も認めていることです。

しかし、劉少奇の中共軍兵士が発砲したのは、盧溝橋の向こう側にいた日本軍兵士だけではありませんでした。橋の反対側で銃の撃鉄に指をかけて臨戦態勢をとっていた中共軍兵士にも同じ銃弾が浴びせられたのです。

では、味方に発砲させて、中共軍兵士を殺害するよう劉少奇に命じたのは誰でしょう?

それは、過去の様々な戦争で、チームAとチームBの両軍を唆して互いに殺し合いをさせることによって漁夫の利を得てきた「秘密のグループ」です。それは、中国共産党を背後から操っていた「フリーメーソン」でした。

この手口を「フリーメーソンの両建て主義」と言います。つまり、ヘーゲルの弁証法の「正・反・合」の「正と反」のことです。

ここから漁夫の利を得ようと戦争を仕掛けたグループが到達する着地点が、小池百合子が、いみじくも放った言葉……「アウフヘーベン」です。

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