夜の銀座でも、お客様に「会話がつまらない」と言わせてしまうホステスがいます。今回はそんなつまらない人が持つ「15の共通点」と改善方法をお伝えします。(『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』)
※本記事は有料メルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』2020年8月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
1975年生まれ。18歳で銀座のママになるべく銀座で働き始める。多くの一流ビジネスマンを接客することで、一般常識とマナー、気配りの大切さを学ぶ。26歳で銀座のクラブのオーナーとなり、現在は複数の会社を経営する実業家として活躍中。ライフワークとして、米国ロサンゼルス、シリコンバレーやシンガポールでの海外公演をはじめとし、国内では企業の経営者や就職活動中の学生に対する講演から女子力アップセミナーまで、幅広い世代に向けたセミナーの講師を務める。
お客様は「会話がつまらない」ホステスが大嫌い
話をしていて「つまらない」と感じる人はいませんか?
それが、仕事相手ならば、その人と一緒に仕事をしたいとは感じないのではないでしょうか。また、それが知り合ったばかり人だとしたら、友達になりたいと積極的に思うことはないのではないかと思います。
もし、デートや合コンで、この人「つまらない」……そう感じたら、早々に恋愛対象から外し、2度と会うことはないかもしれません。
私たち、銀座で働くママやホステスは、お客様に楽しい時間を過ごしていただくことが仕事です。
そして、また会いたい、長い付き合いをしたい……そう思っていただけるような関係性を目指しています。
ですが、夜に銀座の世界で働く女性や男性の中にも、残念ながらお客様から「つまらない」と思われる人がいます。
「つまらない」と思う相手と出会ったとき、必ずお客様が言われるセリフがあります。
それは……「会話がつまらない」。そのままです。
つまらないホステスに「足りない」2つの要素
ですが、「会話がつまらない」と言われても、具体的にどんなふうに「つまらない」のかを知ることができなければ、気をつけることも、直すこともできません。
「会話がつまらない」と思われてしまう人に足りないものを大きく分けると、2つあります。
ひとつ目は、ボディランゲージ。
ふたつ目は、語彙力。
顔の表情や身振り手振りなどで相手に意思を伝えるボディランゲージの乏しさと、言葉をどれだけ知っているか・どれだけ使えるかという語彙力の乏しさが、「会話がつまらない」と人に思わせます。
そこで今回は、一緒にいて「つまらない」と思われてしまう人たちの「15の共通点」をまとめてみました。まずは、「つまらない」と思われているのではないかと、自分を疑ってみてください。少しでも自覚が生まれれば変われます。
Next: ダメなホステスが生まれ変わる。「つまらない会話」の共通点と改善策
「つまらない会話」15の共通点と改善策
<その1:表情がない>
表情がまったくなかったり、乏しい人と話をしていると、相手が何を考えているかわからないので、会話が退屈なのかなとか、自分のこと嫌いなのかも…と、ネガティブな感情が湧いてきます。
<その2:リアクションが薄い>
会話の内容に対する反応が薄いと、退屈なのかなとか、今している会話に興味がないのかもとか、そういう気持ちになってしまいます。そして、その人と会話を続けたいという気持ちがなくなっていきます。
<その3:自分の意見がない>
仕事でもプライベートでも、自分の意見を聞かれることはよくあります。遊びに行く時やレストランを決める時、何を食べたいかなど、ちょっとしたことでも「どっちでもいい」「なんでもいい」と答えることが多い人は、つまらないと思われがちです。
<その4:会話が続かない>
言葉のキャッチボールが続かない人とのコミュニケーションはつまらないものです。会話が続かないと沈黙も増え、居心地の悪さにもつながります。何も考えず相手の話を聞いているだけだと言葉が思い浮かばず、会話は続きません。
<その5:自分から話題を振らない>
相手からの質問に答えるだけで、自分から質問をしたり、話題を振ったりしない相手との会話は退屈です。自分から進んで会話をしない受け身の姿勢は人の印象に残らないだけでなく、その人の周りに人が集うことはありません。
<その6:自分の話ばかりする>
人の話を聞かず、いつも自分の話をしていたり、人がせっかく話しているのにいつの間にか自分の話にすり替えてしまう人がいます。そういう人は周りの人が無口になっていたり気を使っていることに気づいていません。聞き上手は、自分の話は1割です。
<その7:自慢話ばかりする>
自慢ばかりする人は人から褒められたい、認められたいという思いが強い人が多いです。している会話が自慢話になるかならないかは、話を聞いている相手の状況や心持ちにもよるところもありますが、相手に自慢話だと感じさせる可能性のある会話は避ける方が無難です。
<その8:「知ってる」が口ぐせ>
見下されたくないという思いが強い人は、よく知らないことでも、知っているように振る舞います。ですが、知らないことやよく知らないことを認め、学ぶ姿勢がある人のほうが可愛げがあります。
<その9:話が長いけど中身がない>
ダラダラ話と思いつくまま話をしてオチがない…そういう人との中身のない会話はつまらないものです。特に男性は目的のある生産性のある会話の内容を求める傾向にあります。要点を意識しながら話すことで、話す中身が変わってくるはずです。
<その10:知らないことが多すぎる>
会話をしていても一般常識の知識や時事ネタなどを会話の取っ掛かりになるようなことを知らない人との会話は盛り上がりません。どんな会話にもついていけるよう知識を収集し、学ぶ姿勢が大切です。
Next: 客はホステスの何にイライラするのか?
<その11:何度も同じことを聞く>
仕事でもプライベートでも何気なくしたちょっとした会話を覚えていてもらえたりすると、人は嬉しいものです。その逆に「さっき話したよね」とか「前に話したよね」という会話を、また聞いたりすると相手をイラつかせてしまいます。
<その12:話を聞いていない>
自分が知らない話や興味がない話、自分には関係ないと感じる話になると心ここにあらずという感じで、うわの空……時々、そういう人に出会うことがあります。会話に積極的に参加する意思が感じられないと、グループでの会話から弾かれていきます。
<その13:ネガティブな会話が多い>
ネガティブなことを言葉にしてよく言う人は嫌われます。具体的にネガティブな会話とは、愚痴や悪口、批評や批判などを指します。人の気持ちを暗くさせる内容の話はしないと決めることで、会話の内容が変わってくるはずです。
<その14:スマホばかり触っている>
人が目の前にいるのに、スマホに気を取られてメッセージに返信をし続けたり、ゲームをしたり、SNSをチェックしたり、スマホを触っていないと落ち着かない……そんな人も増えているようですが、より良い人間関係を築くためにはスマホの存在を感じさせないことです。
<その15:会話を盛り上げる努力をしない>
会話が上手な人は、会話を盛り上げるためにはどうしたらいいのかを常に考え、学んでいます。会話をしていて楽しい人は相手を楽しませようという心を持っています。自分自身がその場にいて楽しむことが会話を盛り上げることにつながるはずです。
まずは「自分はつまらない」と自覚すること
一緒にいて「つまらない」と思われてしまう人たちの15の共通点、いかがでしたでしょうか?
「つまらない」と思われたら、一緒にいる時間がもったいない、一緒にいる価値がないと思われてしまいます。
本当に「つまらない人」は、自分がつまらないと人から思われているという自覚がありません。まずは、人から「つまらない」と思われているのではないかと、自分を疑ってみてください。
少しでも自覚が生まれれば変われます。
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『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』(2020年8月5日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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