定時退社を避難される問題が深刻な理由とは
この問題が深刻な理由とは、これが職場の”雰囲気”の問題だからです。
雰囲気の問題に一人で抵抗しようと思っても絶対に勝てません。
なぜなら雰囲気とは、その場にいる人達や環境が生み出す空気であり、その場の人達はその空気を吸って生きているからです。すでにその雰囲気が身体の一部にもなっているんですね。
もっとわかりやすく言いましょう。
この問題が深刻な理由とは、
集団催眠であり、洗脳であり、宗教と同じだからです。
私は宗教にハマったことはありませんが、宗教から抜け出すのはとても大変なことだと思います。大変な理由は二つあって、周囲の引きとめにあう点と、本人が知らずに洗脳されるがゆえに、頭では抜けたいと思っているのに、一方でその場にいると安心感を感じてしまい動けないからです。
今回の問題、仮に当人が強行突破で毎日一人だけ定時に帰るとどうなるか?
おそらくその場を乱す”異分子”として周囲に違和感を与えます。そして周囲からそのような存在として認識されれば、徐々にその集団から排除されていく可能性が高まります。いじめとかパワハラに繋がりかねないですね。
これは人が恒常性(ホメオスタシス)を保つという強力な性質によるものです。この性質によってその集団は健全性を保ち続けるんですね。
以上がこの問題の深刻たる理由です。
「音多さん、集団催眠って、なんだか問題がより深刻になってしまいました。もう定時退社は諦めろってことですか?」
はい、要するにそういう事です(笑)。
集団には抵抗したって勝てっこありません。であれば、さっさと異動願いを出すか、転職してしまいましょう。
世の中にはこうした異常な集団がある一方で、あなたが心地よいと感じる集団も星の数ほど存在するのです……。
という答えじゃ、ご本人が満足できないようなので(笑)、真面目に解決策をご提供致します。
質問者さんはその真因が”洗脳”とか”集団催眠”と同じものだと知って、深いショックを受けておられましたが、一方で「なるほど、確かに同じですね」と腑に落ちたご様子でした。
真因がどこにあるのかさえ気づいてしまえば、あとは知識でどうにでも解決できます。つまり「催眠や洗脳を解く方法」がこの問題の鍵となるんですね。
「音多さん、なんだかより一層難しくなってきましたね (@_@;)」
いやいや、これすごく簡単で、むしろ誰にでもできるから恐ろしい方法なんですよ。