悪用厳禁! 定時退社できない職場の「洗脳」から解放される方法

 

職場から受ける洗脳や催眠を解く方法

洗脳の基本は以前、RPEの北野さんがご紹介されていた方法がとてもわかりやすいので参考にします。

「洗脳」には二つの重要要素があります。
1、同じ情報を繰り返し繰り返しインプットすること
2、他の情報に触れさせないこと
http://rpejournal.weblike.jp/

今回の問題も、単純にこの二つが繰り返されて発生しているんです。

例えば……

1.毎日定時に帰らない職場の人達を繰り返し見る
2.定時退社はあたりまえという世界を知らない

という状況で発生している。

だとすれば、この二つを強化してあげることでこの問題は解決に向かうはずです。

 

解決策1 同じ情報を繰り返し繰り返しインプットする

これは今受けている洗脳を「定時退社してもよい」という洗脳に変えてしまえばよいんです。

方法論は「同じ情報を繰り返し繰り返しインプットすること」です。洗脳は言葉でできていますから言葉で対抗します。

「私は定時以降の退社時間について、自分で自由に決めてよい」

これを紙に書いて持ち歩き日に三度繰り返し唱えると自分を洗脳することができます。

 

解決策2 他の情報に触れること

あなたが組織の一員である場合、個人の力で組織の雰囲気を変えることは難しいですよね。でも方法はあります。

その場合、恒常性の性質がありますので、徐々にゆっくり変えていく必要があります。

コツは内外から徐々にゆっくりです。

外側から変えるのは、あなたがいる池の外側に、異なる水質の池を準備し、徐々に接触させるイメージです。

例えば、定時後に大事な予定が入っている場合、理由をつけて早く帰れたりします。

つまり、外の世界の雰囲気が会社の中に届くようにしておくと、洗脳が解けるんですね。

このとき準備する外の世界は、自分のためであると同時に誰かのためである行動であれば強力に働きます。

内側から変えるのは、エレベーターに乗ったときに、あなたのおなら……じゃなくて(笑)、良い香りがそのスペースに充満するイメージ。

例えば、一週間ごとに5分ずつ早く帰るようにする、というようにゆっくりとした変化自分から起こすことで、内側から徐々に場の雰囲気を変えていくことができます。

あなたに釣られて隣の席の人も早く帰るようになり、それが伝搬していく。これは周囲の雰囲気を察しながらゆっくりやる事がコツです。

まずは自分にかかっている洗脳を解き、逆にあなたが職場を洗脳してしまう気持ちで行けば、楽しく思い通りに周囲をコントロールできます。

悪用厳禁ですから、あくまで”改善”のために使ってみてください。

image by: Shutterstock

 

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