さらば「休日のお父さん」。全身ユニクロでも40代はここまで変われる

 

MBコメント

コーディネート総評:★★★★★
ドレスカジュアルバランス:★★★★★
シルエット:★★★★★
アイテムチョイス:★★★★☆
MB的オススメ度:★★★★★★★★★★★★★★

※あくまで目安です

MVPにさせて頂きました。頭のてっぺんから足の先までKnowerMagを熟読・再現させているスタイル。しかも一点の曇りも誤解もなく、200%丁寧に作り込んでいます。アイテムチョイスはもちろんですが、袖先や裾先、靴やバッグの小物、時計の革ベルトまで完璧に。教科書的とはまさにこのこと。

お顔は隠させて頂きましたが、渋い素敵な表情をされた方で、このスタイルがとてもマッチしています。

「40代だけど自分に似合うのだろうか…」と40代50代の読者さんからはよくお問い合わせ頂きますが、そういった方にはお顔まで見て頂きたいくらいです。40オーバーでもまったく問題ありません。こんなスタイルの方が歩いていたら「あ、オシャレな人だなー」と目の厳しい私でも思っちゃいますよ。

「書籍を読んで」とありますから9月くらいから興味を持ち出したのだと思いますが、それにしてはあまりにも的確すぎます。

普通は書籍とメルマガを数ヶ月読んでこのレベルに達するのではないかなーと思います。整理して考えることが出来る地頭の良い方なのかなと思ったりします(普通、方程式は覚えただけじゃ使えません。メルマガでケーススタディを学んで、自分に落とし込むことが出来るようになるはずです)。

さて、幾つか解説とアドバイスを。

大事な箇所である首・手首・足首にきちんと配慮したことがまず素晴らしい。シャツの裾を出したり、袖からカフスをのぞかせたり、首元の襟もベストで隠れないようにきちんと見せてあげたり。そうすることでのっぺりした印象の着こなしに変化をつけることが出来ます。とりわけシャツは「白」ですから、色の中で最も明るいものです。ダークトーンのカラーの中で白を効果的に目立つ箇所に配置することでシンプルな着こなしにも変化とアクセントが生まれます。

3首なんて知ってるよ」と思う人もこんな組み合わせちゃんと出来ますか? 頭でっかちじゃなくてちゃんと実践できなければ意味がありません。この方を参考事例に是非真似てみてください。

裾はクッションを出さないように裾上げをして、インディゴデニムのルーズな雰囲気も緩和されています。

ドレスとカジュアルのバランスも抜群。インディゴデニムにネイビーのニットとカジュアルな印象もありますがIラインやニットにシャツの組み合わせ、ドレスシューズやレザーバッグなどドレスライクなアイテムをバランス良く使っており、「7:3」程度に出来ています。

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