なぜなら、最初は「無料だから…」と集まった人達でもやがて、顧客となって現れるからです。
たとえ顧客にならなくても「面白い奴がいる」などと知人や友人に紹介してくれたりする場合もあるからです。
つまり、先にお客様にとって有益なモノを提供できるとそれを受け取った相手は、顧客やキーマンへと成長していくことになるのです。
貰えるもんはもらっておこう、という人達の中の数%は、自分自身にその辱めを感じ、やがて顧客や紹介してくれるキーマンとなるわけです。
有益な情報やサービスを無償で先に提供し続けていると「なんだかいつももらってばかりで悪いなぁ」と感じ始め、「なんとかお返しを…」という感情を持つようになる人が出てくるのです。
そのことがやがて積もり積もって、あなたに対する信頼や信用という無形の価値を高めてくれ、評判を呼ぶのです。
これは間違いありません。
「では一体、自分は何を与えることができるのだろう?」と思い巡らせているかたもいるでしょう。
いっておきますが、なんでもかんでもプレゼントすればいい、無料招待すればいい、などは、有益なものを提供することとは少し違います。
先に提供するものは、常に相手にとって有益であったり貢献できるものでなければなりません。
ということで、「とにかくなんとかしなければ」というような状況時には、焦って営業した結果、相手から時間もお金も奪ってしまうおそれがあるので、その相手にとって何が有益で、どんなことで貢献できるか? ってことを考えて、先に提供することです。
それが、一時の損になるかも知れませんが、利益は目先のもの以上についてきます。
今日のまとめ
『現状打破のためにも先に提供する』
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