スター・ウォーズ最新作公開直前の激アツ座談会、全部見せます!

 

小川新キャストについて、「おっ!」と思った方が2人いますね。「インサイド・ルーウィン・デイヴィス/名もなき男の歌」のオスカー・アイザックと、「それでも夜は明ける」でアカデミー賞助演女優賞を獲ったルピタ・ニョンゴがキャスティングされてますね。実績はあれど、一般的にはあまり名がしれていない実力派を使う辺り期待が伺えます。あと、どういう形で出るかわからないけど、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラムやピーター・ジャクソン版の「キングコング」のキング・コング、新しい「猿の惑星」シリーズの猿など「キング・オブ・モーションキャプチャ」のアンディ・サーキスもキャスティングされてますね!

原口:得意のモーションキャプチャーのキャラで二役に挑戦しているらしいですが。彼は他にも昨年の「GODZILLA ゴジラ」でゴジラも演じていたらしく、これだけハリウッド超大作に関わっているのはスゴイ。あと自分としては、キャスト表にサイモン・ペッグがラインナップされているのにも、おっと思ったんだけど……。

KANTO:サイモン・ペッグは完全着ぐるみのエイリアンだから、ぶっちゃけ背景でしょ。

原口:そうか、エイリアン役でのカメオ出演ね。世間的には今、「ミッション:インポッシブル」シリーズの名相棒かもしれないけど、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」のボンクラ名優。コメディ好きとしては、彼がどんな感じで出てくるのか期待したかったんだけど、気づかない可能性が高いか。

KANTO:でも、こんな着ぐるみひとつでも、昔ながらの撮影方法映画を撮っているのはエライことです。

小川:今回のキャスティングについて「ほぉ~」と思ったのは、1999年から始まった新3部作と比較してネームバリューにあまり頼らないキャスティングだと思いましたね。エピソード1から3までのメインキャストのユアン・マクレガーナタリー・ポートマンは若手ながらもすでにネームバリューはありましたし、リーアム・ニーソンやサミュエル・L・ジャクソン、クリストファー・リーなどわりと目立つ役のキャストに良くも悪くも豪華さがありましたね。今回の新作では基本的にはそれほど知られてない新人か受賞経験があってもパッと言われてもピンと来ない人が多いということは、作品に力を注いでいるとも見られますね。その代わり、ベネディクト・カンバーバッチダニエル・クレイグといった大物のカメオ出演などニクい演出がありますね。新3部作だったらこのカメオ出演の2人がもっと目立つ役になったかもしれませんね。

KANTO:ジョージ・ルーカスが、映画を丸ごとデジタル化してみて、リアル感が全く感じない工業製品みたいな新3部作を作ってしまったので、今回はその反省を元にロケや実物大、ミニチュアを使って、ちゃんとフィルムで撮影したという、手作りが最大のウリなので、そうしたリアルな「スター・ウォーズ」を出来るだけ大きな画面、例えばIMAXのような劇場で堪能して欲しいですね。ちなみに、僕は今週末、この映画のためだけに、日本一の大画面を誇る大阪の109シネマズ・エキスポシティIMAXで観てきます。「スター・ウォーズ」は、そういう無謀さを無謀と思わせないだけの力があるんです。

小川:ボクは12月18日18時半の世界同時公開で観ます! 全てはフォースの元に

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(原題:STAR WARS:THE FORCE AWAKENS)
12月18日(金)18:30 全国一斉ロードショー!
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式HP

原口一也 facebookプロフィール

KANTO facebookプロフィール

じょ~い小川 facebookプロフィール

image by: Helga Esteb / Shutterstock.com

 

映画野郎【無映画野郎料メルマガ版】(無料メルマガ)

雑誌・WEB問わず、女性向けの映画媒体が多い中、大人の男性目線で観て楽しい映画情報をメインで扱っていく、「野郎」向け映画情報サービス。2013年5月1日より、それまで有料版メルマガで扱っていた新作レビューやコラムの連載コンテンツを無料版でもお読みいただけるようになりました!⇒無料登録はこちら

print
いま読まれてます

  • スター・ウォーズ最新作公開直前の激アツ座談会、全部見せます!
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け