ポイントは意味の理解。みるみるリスニング力がUPする驚きの学習法

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新しい年を迎え、「今年こそは語学力を高めたい」「リスニング力をUPさせたい」と心に決めている方も多いと思います。メルマガ『1日1粒! 「幸せのタネ」』では、そんな方の一助となるような「リスニング上達のコツ」を紹介しています。ちょっとやり方を変えるだけなので、さっそく今日から試してみる価値アリですよ!

門前の小僧は習わぬ経を読めるか?

みなさまこんにちは。マインドマップインストラクターの須田です。

語学(特に英語を中心に)の勉強方法で、「とりあえずよくCDをかけっぱなしにして耳を慣らしています」ということをよく聞きます。果たして効果はあるのでしょうか?

私はきっぱり言います。「時間ほどには効果はありませんから、おやめなさい」と。

「時間ほどには」というのが味噌です。

24時間ずっとCDなりなんなりで英語漬けなら少しは効果もあるでしょう。しかし車を運転しながら、何か家事をしながら…1時間のCDを聞いても、ただの「雑音」です。意味が分からない「音の連なり」をいくら聞いても、中身は入ってきません。「分かろう、理解しよう」と思って聞かないことは何時間聞いても頭に入りません

みなさんも、小中高の学校の授業でそれは嫌という程わかっているはずです。繰り返し聞いて、なんとなく耳についたフレーズが覚えられた…、そんな何時間もかけて覚えるような量でもないことが殆どです。1時間何かをしながら適当にCDを流すぐらいなら、10分しっかり勉強する方がよほど効果があります。

困ったことに、こうした「CD聞き流し」の時間も「勉強時間」にカウントして、「いくら勉強しても英語が話せない」と嘆く人がいます。勉強時間じゃないのに、勉強した気になっている。最悪のパターンですね。

また、意味のわからない言語音を聞き続けていると、が「意味不明なただの雑音」と思って、むしろ「理解する必要なし」と判断する方が怖いですね。

聴く時はしっかり聴く。集中して聴く。意味をわかろうとして聴く。それが大事です。

門前の小僧は、日頃からお経を聞いているうちに、簡単なお経ぐらいは口真似でできるようになるでしょう。しかし、そのお経の意味は分からないままです。

そんなことでは肝心な時に役立ちませんね。

image by: Shutterstock

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